まさに往年のレーシングカー。フェラーリコレクターが購入した250GTルッソ仕様のワンオフモデルF12tdf!価格は日本円で2億円以上
特別なワンオフモデルF12tdf DSKLエディションをレビュー
以前、楽天モバイル元調達部長の横領詐欺によって押収されたフェラーリのスペチアーレモデルとなるF12tdfが東京国税局の競売に出品され、1.7億円にて落札され話題となりました。
今回は、人気自動車系ユーチューバーのShmee150氏が、フェラーリF40/F50/エンツォ・フェラーリ/ラ・フェラーリ等のほとんどのスペチアーレモデルを所有するフェラーリコレクターでお馴染みデイビッド・SK・リー氏のカーガレージに訪問。
そこで登場した特別なワンオフモデルF12tdf DSKLエディションをレビューしていますので早速チェックしていきましょう。
デイビッド・SK・リー氏は、過去にラ・フェラーリアペルタを購入できなった苦い経験がある
デイビッド・SK・リー氏と言えば、世界限定209+1台のみ販売されたラ・フェラーリ・アペルタの購入権を得ることができなかった人物としても有名。
今現在は、SNSやYouTubeなどを駆使して「フェラーリに対する忠誠心を誓い、誰よりもフェラーリを愛している」ことを強くアピールすることで、次世代のスペチアーレモデル購入に向けて邁進しているところ。
そんな彼が所有するF12tdfは、フロントマウントフラッグシップモデルF12ベルリネッタをベースにしたハイパフォーマンスモデルで、世界限定799台のみ製造されましたが、その中でも更に貴重な1956年~1964年に誕生した往年のレーシングモデルで、彼が所有する250GTルッソ仕様にカラーリングしたワンオフモデルとなります。
ちなみに、F12tdfに”DSKLエディション”と名付けられているのは、オーナーであるデイビッド・SK・リー氏の名前が由来となっています。
他のフェラーリを圧倒する美しさ
今回紹介されているF12tdf DSKLエディションですが、ボディカラーはフェラーリのシンボルでもあるイエロー系で、ここにスクーデリア・フェラーリシールドとイタリアントリコローレストライプが追加デザインされ非常に美しい仕上がり。
リアデザインを見ていくと、リアハッチのセンターには徐々に幅広になっていくイタリアントリコローレストライプが追加されていますが、これは空気の流れがフロントからルーフ、リアにかけて幅広くなっていく姿をストライプで表現しているためと言われています。
インテリアはこんな感じ。
ステアリングホイールの12時と6時の部分にイタリアントリコローレストライプが加わっていますが、こういったストライプは初めてかもしれません。
ちなみに、インテリア内のシートベルト/ハーネスもブルーで、シートもブルーを採用していますが、この辺りのデザインも250GTルッソがベースとなっているようです。
こちらが今回ベースとなっている250GTルッソ。
とても60年程前の車とは思えぬほどの抜群のコンディションで、ボディの状態も完璧。
インテリアは、まるでスーパーマンのようなカラーリング。
シートや各部パーツ、レザー関係も劣化していない極上品となります。
【Ferrari Collector David Lee’s F12 TDF is STUNNING! | TEST DRIVE】