トヨタ「ブレイド/カローラフィールダー」やスバル「WRX S4」用パーツにリコール。燃料漏れによる異臭や保安基準不適合の恐れ

2020-05-27

トヨタに12万台超えの大規模リコール

自動車ニュースサイト・Responseより、トヨタ「ブレイド」等7車種にリコール。
リコールの内容としては、燃料蒸発ガス排出抑制装置に不具合があるとのことで、燃料蒸発ガス排出抑制装置にある蒸発ガス通路端部(樹脂製)の強度が不足しているために燃料による膨潤等で亀裂が発生することがあるとのこと。
そのため、長期間使用を続けると亀裂が貫通して燃料が漏れ、燃料臭がするおそれがあるとしてリコールを発令。

リコールの対象となるのは、2006年9月15日~2017年9月11日に製造された「ブレイド/カローラアクシオ/カローラフィールダー/カローラルミオン/マークXジオ/オーリス/アベンシス」の計7車種で、計125,151台がリコールとなります。

改善措置として、全車両、燃料蒸発ガス排出抑制装置を対策品と交換する、といったリコール作業を行うとのこと(不具合101件・事故0件)。


STI専用パーツに不具合アリ???

続いてはスバル「WRX S4」専用バンパーサイドベゼルに関する不具合についてですが、バンパーサイドベゼル設計時の保安基準適否の検証が不十分なために「WRX S4」”DBA-VAG”に装着した場合、フロントフォグランプが取り外されている状態にもかかわらず、フロントフォグランプスイッチ操作によりメーター内のインジケータが点灯するとのこと。そのため、保安基準不適合となることからリコールを発令。

スバルテクニカインターナショナル(STI)によれば、2018年7月20日~2018年10月5日に販売された54セットが対象で、全車両、コンビネーションスイッチをフロントフォグランプスイッチ無し用の新品に交換する、といったリコール作業を行うとのこと(クレーム無し)。

☆★☆直近のリコール関連記事10選はコチラ!☆★☆

BMW/MINIのディーゼルモデルに5万台超えのリコール。排ガス再循環装置不具合で火災発生の恐れアリ(2018/11/28投稿)
フィアット「500X」/ジープ「コンパス」等にリコール。リヤシートが突然倒れる、オートクルーズが解除できない恐れ有り(2018/11/26投稿)
ロータス「エヴォーラ」にリコール。僅か40台ながらも2018年に製造されたモデルが対象に(2018/11/24投稿)
アウディ「R8/A4/A5」含む19車種以上やメルセデスベンツ「Eクラス」にリコール。オイル漏れで火災発生、シート不具合でエアバッグが展開する恐れあり(2018/11/22投稿)
スズキ「ワゴンR/ハスラー」等に計120万台超えの大量リコール。電動パワステやエンジンベルト、補助電源モジュールに不具合有り(2018/11/15投稿)
スズキ「ソリオ」や三菱「デリカD:2」にリコール。エアバッグの不具合により展開しない恐れアリ(2018/11/14投稿)
何と…マツダ「CX-5/アクセラ」等約23万台に大規模リコール。ECU不具合でエンジン停止の恐れアリ(2018/11/8投稿)
スバル「インプレッサ/フォレスター」を含むモデル10万台に追加リコール。その損害額は純利益の約10%に(2018/11/6投稿)
ホンダ「シビック」にリコール。ポップアップフードシステムの不具合により、歩行者頭部や脚部保護ができない恐れアリ(2018/11/3投稿)
スバル「レガシィ」やトヨタ「アベンシス」に計4万台超えの大量リコール。航続可能距離過大表示でガス欠の恐れ等(2018/11/2投稿)

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

X(旧Twitter) で