世界で一番最初に納車されたマクラーレンP1が競売に登場!2オーナーで走行距離は6,000km未満、P1設計者の手紙付、予想落札価格は1億円超えの可能性も

アメリカにて一番最初に納車されたP1 GTRが中古車市場に登場

マクラーレンのアルティメットシリーズで、唯一のハイブリッドハイパーカーとして世界限定375台のみ販売されたP1。

更にこのモデルをレーシング仕様に過激に仕上げたのがP1 GTRとなりますが、このモデルはP1を購入したオーナーだけが購入権を得られる大変希少なモデルで、更にはF1 GTRの後継としても登場した一台となります。

今回中古車市場にて登場したP1 GTRは、2015年モデルでボディカラーはブリティッシュグリーンをメインとし、オレンジのアクセントを加えた過激カラーで、アメリカにて一番最初に納車されました。

新車価格としては、オプション費用も含めると総額 約2.8億円にまで到達するとのことですが、中古車市場価格はいくらとなるのか?早速チェックしていきましょう。


P1 GTRは走りを最優先した一台。一切妥協しない究極のレーシングモデル

P1 GTRのパワートレインとしては、P1ベースの排気量3.8L V型8気筒ツインターボエンジンを搭載しながらも、出力アップによりシステム総出力1,000psを発揮します。

パフォーマンスとしては、スリックタイヤやよりダウンフォースを高めるための空力ボディとリヤウィングを搭載し、足回りも更にハードなサスペンション、そして1.54Gのコーナリングフォースにまで耐えることができます。

0-100km/hの加速時間は2.8秒で、最高時速は349km/hにまで到達します。

シャシーナンバーとしてはSBM12ABB6FW100040で、走行距離は僅か193kmとほぼ新車に近いレベルの品質となっています。

インテリアはこんな感じ。

サイドシルは極太のカーボン仕様、シートやダッシュボードにはアルカンターラを採用していて、インストルメントパネル周りやセンターコンソールなどには惜しげもなくカーボンをフル活用しています。

コックピット周りはこんな感じ。

ステアリングもカーボンにて仕上げられていますが、やはりレーシング仕様なだけあって、異次元のデザイン。

シートバックも軽量化と剛性を高めるためにカーボンを使用していますね。

ちなみにこのモデルの中古車販売価格は、当時最低でも3億円にて販売されていたとのこと。

海外ではP1 GTRの人気は非常に高く、売却するとすぐに売れるとのことで、おまけにアメリカで一番最初に納車されたモデルともなれば、そのプレミア価値は更に高くなり競争率もかなり高そうです。

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Reference:Capera