レクサス「GX」がフェイスリフトへ。早くも開発車両が目撃されるも、具体的にはどこが変更される？

2020-05-27

～遂に新型「GX」の開発車両が登場～

レクサスの大型SUVモデル「GX(Ground Crossover)」(トヨタ・ランドクルーザープラドの姉妹車)が2019年版としてフェイスとリフトされるということで、早速その開発車両が目撃されています。
今回目撃されている新型「GX」の開発車両ですが、カモフラージュは相当に分厚く、フロントエンドが大きく偽装されていることから小変更ながらもいくつかのアップグレードが施される予定となっています。


～新型「GX」では具体的にどこが変更される？～

具合的な変更ポイントとしては、フロントのスピンドルグリルがフラット5スポークタイプから更に際立ったデザインへと変更されることが予想され、「LS／LC」のような鋭くもエッジの効いたデザインになることが予想されます。

フロントヘッドライトについては、小型三眼LEDヘッドライトになることはほぼ確実ながらも、LEDデイタイムランニングライトがどのように変更されるかが謎。

「LX／RX」のようにヘッドライトと同じハウジング内に収めた一体型になるのか、「NX」のようにヘッドライトとデイタイムランニングが独立した形になるのかは不明ですが、恐らく前者の一体型になるのではないかと推測しています。

サイドのスタイリングはこんな感じ。
カモフラージュは特に施していないため、もしかしたらスタイリングやサイドのデザインは変更はないのかもしれません。
今回はあくまでもフェイスリフト版ということなので、プラットフォームの変更も無いと思われ、現行型からの流用となりそうです。

リヤデザインはこんな感じ。
リヤもカモフラージュ無しですが、レクサスの大きな特徴でもあるワイドなリヤテールランプは採用されない可能性が高そう。
リヤテールゲートには、「GX460」のバッジが貼付されているため基本的なパワートレインも変更なしだと思われます。

～インテリアも小変更～

こちらはインテリア。
大幅な変更はありませんが、新しいデザインの3スポークのステアリングホイールやアナログメータの中間にはインフォテイメントシステムが設定されています。

センタースタックのレイアウトは基本的に同じままとなりますが、インフォテイメントシステムソフトウェアがアップグレードされる可能性が高く、しかし現行のレクサスモデルのようにリモートタッチでの操作は無しとなりそうですね。

～パワートレインはV8エンジン一択、ダウンサイジングターボは無し～

気になるパワートレインについてですが、詳細は不明ながらも排気量4.6L　V型8気筒自然吸気エンジンが搭載されると予想され、最高出力301hp／最大トルク446Nm以上を発揮すると考えられます。
トランスミッションは6速AT、電子式ロッキングディファレンシャルを備えた四輪駆動システムを採用するものと思われます。

～日本での市販化の可能性は？～

現行モデルの「GX」は、2009年にフルモデルチェンジを果たして以来、一度だけ改良型としてフロントがスピンドルグリルに変更されましたが、それ以降の変更は無しであるも、アメリカ市場では大きな人気を得ている一台。
2018年のアメリカ販売台数は26,724台、2017年は27,190台と記録しています。

なお、このモデルは日本ではラインナップされていませんが、現在日本に導入するかどうかが検討中とのこと。
中国・東南アジア市場向けに市販化が準備されているラグジュアリーミニバン「LM」も日本市場への導入が検討されているため、今後レクサスの更なるラインナップの拡大が期待されています。

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Reference：motor1.com

日本メーカ, ＞トヨタ／レクサスGX, レクサス, 開発車両

Posted by Na_Ya／Creative311