【走行距離は0km】世界の大富豪が特別オーダーしたワンオフモデル・パガーニ「ウアイラBCマッキナ・ヴォランテ」が早くも中古車市場にて販売中
~あのブルーのワンオフモデル「ウアイラBC」が早くも中古車市場に登場!~
海外の高級中古車ディーラ・Miller Motorcarsにて、パガーニ究極のワンオフモデル「ウアイラBCマッキナ・ヴォランテ(Huayra BC Macchina Volante)」が販売されています。
今回中古車として登場した個体ですが、ケーニグセグのワンオフモデル「アゲーラXS」やランボルギーニ「ヴェネーノ/ヴェネーノ・ロードスター」、そしてパガーニ「ウアイラ・モナリザ」等を所有するアメリカのスーパーカーコレクター・クリス・シン氏が特別にオーダーした一台で、2017年に納車したばかりの新品レベルの一台となります。
~ところで”マッキナ・ヴォランテ”ってどういう意味なの?~
今回のワンオフモデルの名称として名付けられた「マッキナ・ヴォランテ」とは、かの有名なレオナルド・ダ・ヴィンチが設計した飛行機械(イタリア語では”空飛ぶマシーン”)のことを意味していて、今回のモデルに装備されているリヤウィングやド派手なフィン形状が飛行機械である「マッキナ・ヴォランテ」に似ているからとのこと。
走行距離は、何と納車してから一度も動かしていないとのことで0kmのまま。
ボディやインテリアのコンディションはもちろん、エンジンもメンテナンス調整済みとなる極上の一台となっています。
~外観はとにかく驚愕するばかりの仕上がり~
「ウアイラBCマッキナ・ヴォランテ」は、外装がブルー系のカーボンファイバパネルにて仕上げられていて、伝統的なグロスカーボンファイバも混合しています。
リヤクォーターパネルについては、先代の「ゾンダ・チンクエ(Zonda Cinque)」風のデザインが取り込まれ、更にはエアダクトとしての効果を持つルーフスクープも設定しています。
リヤディフューザーにはブルーのアクセントが加味され、足元にはゴールド仕上げのセンターロック式鍛造アルミホイール、更にブルーのブレーキキャリパを装着しています。
~インテリアにもオーナーの特別なこだわりが~
インテリアについては、かなり個性的ともいえるチェック柄を採用し、センターにはイタリアン・トリコローレのストライプが追加されています。
シートバックにはブルーのカーボンファイバが含まれたバケットシートを設定していて、その強度の高さはもちろんですが、かなりの軽量化が施されているようです。
その他には、ブラックレザーのトリムアクセントや、グロスとマット仕上げのカーボンパネル、ブラックアルミニウムフレーム等、とにかく手間暇かけられたオプションが多数となっています(センターシフトの持ち手はまさかのブルーアルマイト処理で、このオプションだけで200万円近くと言われています)。
パワートレインは、排気量6.0L AMG製V型12気筒ツインターボエンジンを搭載し、最高出力789hp/最大トルク1,100Nmを発揮。
なお、今回のモデルは世界限定20台のみ生産されたうちの12台目ということで、”マッキナ・ヴォランテ”という名称が付けられているのはこのモデルのみ。
気になる中古車市場価格ですが、残念ながら要応談のため明確な価格帯は不明ながらも、恐らく3億~4億円になることは確実で、多数の問い合わせがあれば、オークション形式で更にその価値を高めるかもしれません。
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Reference:CARSCOOPS