一体なぜ?カラーラインナップに無いはずのマットグリーンに身を纏ったBMW「M850iカブリオレ」が突如として登場

2020-05-27

~これまで見たことの無いマットグリーンのBMWが登場する~

BMWの最新フラッグシップオープンモデルとなる「M850iカブリオレ」。
ドイツ市場や日本市場においては、標準カラーとしてアルピンホワイトが設定されていて、カーコンフィギュレータでもいくつかのボディカラーはラインナップされるものの、グリーン系のボディカラーはラインナップされていません。

しかし、今回登場している個体は、フェラーリやランボルギーニといったスーパーカーでもほとんど見ることの無いマットグリーンにて仕上げられた一台が公開されています。
なぜこのような特殊なカラーの個体が公開されているのでしょうか?


~実は社外メーカによる特別なカラーラッピングだった件~

こちらの個体、アフターパーツメーカのフォストラ社が特別に作成したマットクリプトングリーン(Mate Krypton Green)と呼ばれる特別なカラーラッピングに仕上げた一台となっています。
加えてフロントエンドやサイドパネル部分には、ホワイトブラックのカラーアクセントも追加していて、マットグリーンの中にメリハリとグラフィックスを加えてスポーティな外観へと変化させています。

インテリアは、スポーティというよりもラグジュアリー傾向の強いベージュのレザーシートを採用しており、ダッシュボード周りもベージュにて共通に。

足元のホイールもかなり引き締まりのあるブラックペイント仕上げのデュアル5スポークアルミホイールを装着。
ブレーキキャリパは、Mスポーツ専用ブレーキキャリパとは異なるダークブルー仕上げの特別な色合いに設定されていますね。

この角度から見ると立体的なリヤテールランプとマットグリーン仕上げのカラーラッピングも素晴らしいこと何の。
高級感に加えてエレガンスさ、そしてスポーティ感も兼ね備えた色合いであり、スポーツカーでも中々見れないスペシャリティ感が前面に押し出されているように感じます。

なお、欧州市場での「M850iカブリオレ」の車両本体価格は約1,650万円から、下位グレードとなる「840d xDriveカブリオレ」は約1,330万円からとなっています。

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Reference:CARSCOOPS