何かと話題の「チンタラ走るな男」。迷惑運転の常習犯である一方、メディア/マスコミの”報道のやり方”も問題→なぜ加害者のナンバーは隠して、被害者のナンバーは晒される?【動画有】

2022-06-29

ナンバーが同じでシャコタンのクラウン・マジェスタと特定されているのであれば、ナンバーを隠す必要は無いと思うが…

さてさて、埼玉県にて何かと話題になっているトヨタ・クラウン・マジェスタ(Toyota Crown Majesta)の迷惑運転行為について。

2021年6月29日にANN NewsCHが報じた内容によれば、埼玉県さいたま市の住宅街にて無理やりドラレコ撮影車の前方に割り込み「チンタラ走ってんじゃねーぞ」と罵声を浴びせ、その後危険運転を繰り返し大きな話題となりました。

しかしながら、その翌日の同チャンネルの報道によれば、どうやら別の場所でも似たような悪質且つ危険運転を繰り返していたことが発覚。

早速どのような運転を繰り返していたのか?チェックしていきましょう。


おそらくクラウン・マジェスタのドライバーも、こうした乱暴な運転が当たり前になっている恐れがある

ちなみにこちらがANNnewsCHが報じたもので、どうやら埼玉県川口市にて新たに発生した迷惑運転を繰り返す車両のナンバーと、さいたま市でのナンバーが全く同じで同じ車両、そして全く同じシャコタン&社外アルミホイールを装着していることから同一車両であることが明らかになっているそうです。

ちなみにこちらが、2021年6月15日にさいたま市にて撮影されたクラウン・マジェスタの迷惑運転の瞬間。

「邪魔だ、この野郎。チンタラ走ってんじゃねぇーぞ」と、追い抜きざまに罵声を浴びせて去って行ったとのことですが、反対車線から来る車両などはお構いなしに無謀な運転を繰り返すあたり、こういった運転が常習的に行われている可能性が高そう。

メディア/マスコミは「何を目的に」迷惑運転のニュース動画を公開している?

ただ、メディア/マスコミが報じている内容で改めて不満に思うポイントとしては、「どうして同じナンバーで同じ黒のクラウン・マジェスタ、同じシャコタン、同じアルミホイールを装着」しているのに、ナンバーを隠す必要性があるのか?というところ。

加害者の車両ナンバーを隠す一方で、反対車線から来る(むしろ被害を受けている)バスのナンバーは隠さずに晒している辺り、この辺りのメディア/マスコミの保護基準が全く理解できないところ。

仮に、メディア/マスコミが「再発防止」を謳うために今回の動画を公開しているのであれば、加害車両のナンバーは公開すべきだと考えていますが(他の車両ナンバーを晒すところは、相変わらず批判の対象になっている模様)、ここ最近のメディアはYouTubeを通して「再生数を稼ぐ」ことが目的になっているため、報道の目的や方向性がおかしな方向に進んでいるのでは?と思ったり。

ただ全ての被害車両がナンバーを晒されているわけではなく、例えばすぐ目につく前方車両にはナンバーを隠すなどの処理はされていますが、実はこの後の報道ではナンバーボカシ処理が入っていないなど中途半端。

こちらが2021年6月3日に別のドラレコ撮影車によって公開されたクラウン・マジェスタの迷惑運転。

大方予想通り、迷惑運転をするクラウン・マジェスタはナンバーにボカシが入っていますが、被害を受けているであろう前方のタクシーのナンバーは晒されるなど、やはり何を基準にしてナンバーを隠す/晒す処理を行っているのかは不明。

被害を受けたドライバーは交通の流れに合わせて走行しているだけ

しかも川口市にて撮影されたこのクラウン・マジェスタ、前方に割り込んできた後に中央寄り気味に停車し、その後バックしてドラレコ撮影車に近づき…

「おい、この野郎。おい」と、窓を開けて罵声を浴びせ、そのまま立ち去っていったとのことです。

なおドラレコ撮影車のドライバーは何も問題となる運転は行っておらず、周りのスピードに合わせて走行しているだけなのですが、いきなり煽られた後に罵声を浴びせられたとのことです。

おそらくこういった報道が全国放送にて流れたとしても、警察が動かない限りは何も解決にはつながらず、また別の車両が迷惑運転を繰り返し、それをメディアがYouTubeを通して再生回数を稼ぐ流れが無限に繰り返されるだけだと思うんですね。

今一度メディア/マスコミは報道の仕方を再考する必要がありますし、警察側も同様の問題を広げないために早急に取り締まる必要があるのではないかと思います。

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