近未来感満載のフェラーリ512Sモデューロ・コンセプトがフルレストアされて登場。レストア期間は5年、その汗と涙の結晶を動画にて見ていこう
あの極低フェラーリが遂にフルレストアで復活!

フェラーリが1970年に発表したコンセプトモデル・ピニンファリーナ(PF)512Sモデューロ・コンセプト(512S Modulo Concept)。
自動車愛好家でSCG創始者でもあるJames Glickenhaus氏が購入し、一部レストアし様々なイベントに参加していましたが、ついコンコールソ・デレガンツァ・ヴィラ・デステ2019にて、フルレストアされた個体を世界初公開したことをご存じでしょうか。
フェラーリがラインナップするモデルの中でも、圧倒的な車高の低さを持つ512Sモデューロ・コンセプトですが、果たしてどのような仕様なのか見ていきましょう。
全高はランボルギーニ・カウンタックよりも低い935mmで、車体重量も935kg

こちらがフルレストアされた512Sモデューロ・コンセプト。
その近未来感満載でUFOのようなデザイン性と隠されたタイヤホイール、”ルーフがドアとして機能”する前後スライド式のキャノピースタイル、そして風変わりなくさび形の外観が特徴的で、当時22部門のカーデザイン賞を受賞するほどに個性的な一台でした。
ちなみに車体サイズとしては、全長4,480mm×全幅2,048mm×全高935mmと、あのランボルギーニ・カウンタックLP500の全高1,029mmよりも極低で”ワイド&ロー”という単語が似合います(しかしながら、比較対象となったストラトスHFゼロの830mmよりは高い)。
※車体重量は全高と同じ935kgを実現

パワートレインは、大容量の排気量5.0L V型12気筒エンジンをリヤミドシップに搭載し、最高出力550hpを発揮。

リヤエンジンフードはこんな感じ。
両サイドにはV12を意味する12個のダクト穴が設けられています。

ちなみに512Sモデューロ・コンセプトは、ピニンファリーナがデザインしたモデルであり、イタリア語で宇宙船を意味する”モデューロ”から着想(UFO?)を得た独創的なスタイルを持ちます(フロントヘッドライトはランボルギーニ・ディアブロっぽい)。

インテリアはフェラーリとは思えぬ結構シンプルなデザインで、右ハンドル仕様。

シートは調整不可能ですが、フルレザーでしっかりとした生地を採用。
当時のデザインとは思えぬほどに軽量化を考慮した一台になっていて、人間が座る際にフィットする部分のみにシート生地を採用しているのですが、このあたりはマクラーレン「セナ/600LT」の技術がいち早く採用されています。
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Reference:motor1.com




