これ、全部レプリカか…?「完成度の低すぎるフェラーリ・テスタロッサ」「S14シルビア感が抜けないダッジ・チャレンジャー」「オフロード仕様のランボルギーニ・カウンタック」等

今回はレプリカと呼ぶのも難しい「謎のレプリカモデル」たちを見ていこう

さてさて、これまで別のモデルをベースにしたランボルギーニ・カウンタック(Lamborghini Countach)/アヴェンタドール(Aventador)や、日産GT-R R35といった何ともユニークで完成度の高いレプリカモデルをご紹介してきましたが、今回は反対に「完成度の低いレプリカ」「謎過ぎるレプリカ」モデルたちをご紹介。

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ある意味個性的で唯一無二ではあるものの、「ちょっとこれで公道を走るのは…」というものもチラホラ。

早速何とも謎過ぎるレプリカモデル達をチェックしていきましょう。


①:メルセデスベンツCLK-GTR(ベースはポンティアック・フィエロ)

まずはメルセデスベンツが世界限定25台のみ販売した究極のロードカー・CLK-GTR。

エクストリームなボディスタイルに加え、まるでレーシングカーのようなハンドリングと内装を実現した一台ですが、これをレプリカモデルで実現するのは中々の至難の業。

しかしながら、このCLK-GTRに少しでも近づけようと「頑張った」感が伝わってくるレプリカモデルがアメリカにて登場。

どうやらベースとなるモデルはポンティアックフィエロとのことですが、ボディキットのバランスが中々に不格好になってしまい、CLK-GTRファンが激怒してしまいそうなヴィジュアルに。

所有している本人は本気の改造を試みたそうですが、アメリカの掲示板サイトRedditでは、「世界で最も酷いCLK-GTR」として晒されているそうです。

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②:ブガッティ・ヴェイロン(ベースはホンダ・シビック)

続いては、過去にインターネット中古車サイトeBayにて出品されたブガッティ・ヴェイロン(Bugatti Veyron)のレプリカ?モデル。

これをレプリカモデルと呼ぶにふさわしいのかは甚だ疑問ですが、最も似ているのは馬蹄型グリルぐらいでしょうか。

なおヴェイロン風のエクステリアに仕上げるため、シビックのボディパネルを全て外して、専用のグラスファイバーボディキットへと移植されたさそうですが、こちらも先ほどのCLK-GTRのレプリカ同様に「頑張った」感は伝わってくる一台。

価格帯としては約48万円と非常に安価ではありますが、このエクステリアでフランスの街を走行したら様々な視線を集めそうな一台です。

サイドビューには、さりげなく”C”ラインが入っている辺り、元オーナーもブガッティの要素は取り入れたかったのだと思われます。

ちなみにこのモデルの名前は、シビックガッティ(CivicGATTI)と呼ばれるそうで、車内のシートにも特別なロゴ・刺繍が追加されています。

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③:ブガッティ・シロン(ベースは現代自動車ティブロン)

先程がブガッティ・ヴェイロンだったので、続いては後継モデルとなるブガッティ・シロン(Bugatti Chiron)のレプリカモデル。

一見して「ステーションワゴン風のシロン?」かと思いきや、シャークフィン付巨大リヤウィングを装着したライトブルー×ブラックのシロンのレプリカだそうですがフロントマスクまでは明らかになっておらず。

とはいえ、サイドビューから見たときのCラインはしっかりと表現されていて、改造したオーナーも相当にブガッティ好きだと考えられます。

ちなみにこのモデルのベースは、現代自動車(ヒョンデ)ティブロンと呼ばれるクーペモデルで、日本でも一時期販売されたものの、全く売れなかった幻のモデルともいわれているそうです。

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この他、日産S14シルビアをベースにしたダッジ・チャレンジャーのレプリカ、ランボルギーニ・カウンタックのレプリカ、そしてフェラーリの低クォリティなレプリカなど…気になる続きは以下の次のページにてチェック!