何と2020年モデルで生産終了へ。フィアット「アバルト124スパイダー」にトランスミッション不具合でリコール

2020-05-27

~実は2020年モデルで生産が終了してしまう「アバルト124スパイダー」~

残念ながら2020年モデルで生産終了となってしまうフィアット「アバルト124スパイダー(Fiat Abarth 124 Spider)」が、このモデルの得意とする安定性の高い走行性能を失うかもしれないとしてリコールを届け出。

リコールの内容としては、自動変速機搭載車のトランスミッション制御コンピュータにおいて、クラッチ制御プログラムが不適切なため、Dレンジ(マニュアルモード含む)で走行中にレンジ信号ノイズを検出した場合、意図しないクラッチ制御が作動することがあるとのこと。

そのため、減速感を伴うショックが発生し、最悪の場合、走行安定性を損なうおそれがあるとしてリコールを発令しています。


~対象モデルをしっかりとチェックしていこう!~

なお、気になる対象モデルは以下の通り。
これによる事故及び不具合は発生していないとのことですが、取引先からの情報によりリコールを届け出たとのこと。

【リコール対象モデル一覧】
[対象型式/対象車台番号/製作期間/対象者台数]

[アバルト124スパイダー]
・ABA-NF2EK/JC8NF2EKA00111417~JC8NF2EKA00143367平成28年9月2日~平成31年3月20日/730台

なお、全車両、トランスミッション制御コンピュータのクラッチ制御プログラムを対策プ
ログラムに修正するといったリコールを作業を行うとのことです。

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Reference:国土交通省