スズキ・新型「ジムニー」に2万台超えの大量リコール。なお「ジムニー」のリコールはこれで3度目に
~新型「ジムニー」のリコールはこれで3度目になる~
スズキの大人気オフロード四輪駆動モデル・新型「ジムニー」1車種に、計21,248台の大量リコール。
リコールの内容としては、燃料ホースの成形管理が不適切なために弾性が不足しているものがあるとのこと。
そのため、当該ホースがエンジンの熱や振動により変形してステアリングシャフトに接触し、最悪の場合、当該ホースが損傷して燃料が漏れるおそれがあるとしてリコールを発令しています。
なお、今回の燃料漏れの恐れがあるリコールで3度目となる新型「ジムニー」ですが、1つ目のフロントディファレンシャルの組み付け具合や、2つ目のスズキ全体の不正検査によるものも含めるとかなり多い方に。
長納期が重なる中でこうしたリコールが届け出られると、製造中の個体も今後不具合が発生しないかどうかが非常に気になるところではありますね。
~対象モデルをしっかりとチェックしていこう!~
なお、気になる対象モデルは以下の通り。
これによる事故及び不具合は現在調査中で、市場からの情報なのか、メーカ自身が気づいてリコールを発令したのかは今のところ不明なままとなっています。
【リコール対象モデル一覧】
[対象型式/対象車台番号/製作期間/対象者台数][ジムニー]
・3BA-JB64W/JB64W-100092~JB64W-121516/平成30年5月11日~平成31年3月12日/21,248台
なお、改善措置としては全車両、燃料ホースを良品と交換するリコールを作業を行うとのことです。
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Reference:SUZUKI