(印)スズキ「アルト」の後継モデル・新型「エスプレッソ(S-Presso)」のデザインが完全リーク。かなりこんもりとしたコンパクトクロスオーバースタイルに
~発売前なのに遂にデザインも完全リークした新型「エスプレッソ」~
インド市場を拠点とするマルチ・スズキより、9月30日に発表・発売される「アルト」の後継モデル・新型「エスプレッソ(S-Presso)」ですが、遂にエクステリアデザインが完全リークしました。
9月30日の発表までまだまだ時間はありますが、デザインだけに留まらず、ボディサイズや価格帯、エンジン等も全てリークしてしまったため、今回のリークは計算されたかのようなダメ押しとなってしまいましたね。
早速リークされた画像を見ていくと、元々はマルチ・スズキが以前に発表した「Future-S(フューチャーS)コンセプト」をベースにしたデザインではあるものの、そのデザインベースとは少しかけ離れたものになっていますね。
~コンセプトモデルとの違いも見ていこう~
こちらがAuto Expo 2018にて発表された「Future-S」。
ボディカラーやスタイリングはキープコンセプトといった感じですが、フロントグリルやフロントヘッドライト、そして足元のホイールは大きくデザイン性が異なっていることがわかります。
改めてリーク画像に戻りましょう。
先ほどのファンキーなデザインよりはかなり落ち着いた印象を持ち、どちらかというと「ヴィターラ・ブレッツァ(Vitara Brezza)」に寄せたようなデザインにも見えますが、今回の新型での大きなポイントは、フロントグリルと一体化した箱型のフロントヘッドライトを備え、更にその下には非常にコンパクトなLEDデイタイムランニングライトが搭載されていますね。
あとは、オフロード志向を強めたブラックのプラスチック製となるロアバンパーやサイドスカート、大きく盛り上がったフレアホイールアーチ、ブラックペイント処理されたBピラーも確認できますね。
その他については、フラップ式ドアハンドルやフロントフェンダーに装着されたウィンカー、樹脂ホイールキャップ付のスチールホイールのデザインも明らかになっているものの、個人的にはもう少しダイナミックなアルミホイールを装着しても良かったのでは?と感じたり…
~ボディサイズやエンジンも改めてチェック~
なお、気になるボディサイズについては、全長3,565mm×全幅1,520mm×全高1,564mm、ホイールベース2,380mmというサイズ感となり、競合モデルとなるルノー「クウィッド(Renault Kwid)」に比べると全長-114mm短く、全幅-59mm狭く、全高は+86mm高く、そしてホイールベースは-42mm短い、ちょっと昔ながらのこんもりとしたコンパクトクロスオーバースタイルとなっていますね。
ただ、最低地上高は180mmと同じ高さとなり、燃料タンクは27リットル、タイヤサイズは165/70 R14と14インチの非常にコンパクトなホイールを装着することが分かっています。
このボディサイズを日本の軽自動車規格に準じた「アルト」と比べてみると、全長+170mm長く、全幅+45mm、そして全高は+89mmと全体的に大きくなっていることが確認できますし、インド市場では実用性を考慮したサイズ感に設定しているようです。
気になるパワートレインについてですが、大きくは4種類のガソリンエンジンがラインナップされるそうで、ディーゼルエンジンはラインナップされないとのこと。
その中で一番最初にラインナップされるエンジンは、排気量1.0L K10B型直列3気筒ガソリンエンジンを搭載し、最高出力68ps/5,500rpm、最大トルク90Nm/3,500rpmを発揮します。
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Reference:IndianAutosBlog