俳優・窪田正孝さんの愛車はマツダ「NDロードスター」。実は整備士を目指していたほどの生粋のクルマ好きだった

2022-06-29

~「NDロードスター」を見るだけで、オーナーはクルマ好きという謎の先入観が生まれてしまう~

先日、女優の水川あさみさんと2年間の交際期間を経て結婚された俳優の窪田正孝さんですが、以前2人がフライデーされていたときのドライブ時の一枚が大きな話題に。
実際にフライデーされた写真が上のものとなりますが、2人が乗っている車両はマツダの2ドアスポーツモデル「NDロードスター」で、ボディカラーはジェットブラックマイカという非常に引き締まった色合いとなっています。


~実は整備士を目指した窪田正孝さん~

窪田正孝さんは、元々は自動車整備士を目指すために神奈川の工業高校に通い、ガソリンスタンドでのバイト経験も持つほどで、更には洗車も大好きと語るほどに生粋の車好き。
おしゃれイズムにゲストで出演した際にも、自身が洗車好きであることを公言しており、更には櫻井・有吉THE夜会の洗車企画でも、自身が異常に洗車好きであることを猛アピールするなど、単に車を弄ることが好きなだけでなく、クルマ自体を愛していることもしっかりと伝わってくるほどでした。

私もこれらの番組をリアルタイムで見ていましたが、クルマを見るとき・話すときの笑顔がとても印象的でしたし、何よりも車を大事したいという想いが伝わってくるほどでした。
そんな彼が「NDロードスター」を所有するというのも納得はできますし、細かいグレードまではわからないものの、恐らくMT(マニュアル)仕様である可能性は高いでしょうね。

~実は「NDロードスター」を所有する70%以上がMT仕様を選択している~

ちなみに自動車ニュースサイトAutoblogがアメリカ・マツダのPRプログラムマネージャーであるTim Olson氏にインタビューを行ったところ、2018年7月から2019年4月までの販売データによると、「NDロードスター」を購入する76%のオーナーがMTを選んでいるとのことで、そしてそのほとんどがソフトトップモデルに設定していることが明らかになっています(ちなみに日本も77%がMT仕様を選択しているという事実)。

もちろん、ハードトップモデルとなる「ロードスターRF」も、過去1年間で52%がMT仕様を選択しているものの、残り48%がAT仕様を選択しているという面白い集計結果が得られています。

また、比較的MT比率が多いと勝手に推測していたトヨタ「86」については(比較はおかしいかもしれませんが、ちょっと引き合いに出してみました)、これは意外にも低い33%で、反対にAT仕様を選択している人のほとんどが「乗り心地や車本来の走行性能」を楽しむためにMTは敢えて選択していないようです。

つまりは、MT比率が圧倒的に高い「ロードスター」は、乗り心地とか剛性といったクルマの上質な要素をウリにしているトヨタとは異なり、ドライバとクルマが一体となって走ること、そして走ることの楽しさを知ってほしいことをウリ(マツダはこれを人馬一体と強くアピール)にしていることから、オーナーもそういった売り文句に魅力を感じてオーダーした可能性があるかもしれません。
おそらく、窪田正孝さんも走ることの楽しさを優先して「NDロードスター」を選んでいる可能性があるかも。

実際のところ、MTや走りに対する考えの違いはそもそもCMから明確に出てきていて、以下のトヨタ「86」とマツダ「ロードスター」のCMを見て貰えたら、「ドライバがMTを操作する」「ドライバの表情」「MT車の歴史」といったメーカーが伝えたい想いの差は明確にわかるかと思います。
(同じCMであってもトヨタ「86」は直線を真っ直ぐ走るだけで、ドライバの表情やMT操作のシーンは一切出てこない)。

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