まさかトヨタでも…(豪)トヨタ新型「RAV4」の前輪駆動(FF)モデル436台が販売停止へ。理由はアルミホイールの履き間違えという珍事

2020-05-27

~まさかダッジに続いてトヨタでもアルミホイールを履き間違えるとは…~

日本市場でも高い人気を誇るトヨタの新型オフロードSUV「RAV4」ですが、何とオーストラリア市場にて販売されている新型モデル436台が急きょ販売停止となっていたことが明らかとなりました。

Caradviceの情報によると、トヨタ・オーストラリアにて販売されている「RAV4」の”Cruiser”と呼ばれる上位グレードの前輪駆動(FF)モデルには、本来19インチの大口径アルミホイールが装着されるはずなのですが、下位グレードとなるGXLの18インチアルミホイールが誤って装着されていたとして、在庫として取り扱っている対象の436台が販売中止となった模様。

在庫の一部は既に顧客へと納車されているそうですが、「納車時点でホイールのサイズが異なっている」ことにトヨタ・オーストラリアは気付かなかったのでしょうか?
もちろん、これらの対象モデルは全て19インチアルミホイールへと履き替える作業が進められますが、既に顧客へと納車されている個体はリコール扱いとして回収する可能性が高いかもしれませんね。


~18インチへの履き間違いによる悪影響はないものの、メーカへの信頼性の影響は大きいと考える~

なお、こうしたアルミホイールの履き間違いによるリコールは、つい先日アメ車を代表するマッスルカー・ダッジ新型「チャレンジャー(Dodge Challenger)/チャージャー(Charger)」の2車種・計173台にもリコールが発令されており、各車に従来装備されるアルミホイールとは異なる内容(別モデル?)のアルミホイールが装着されている恐れ(恐らくサイズも異なっている)があるとして、更に異なるアルミホイールを装着しているモデルに関しては、フロントのステアリングナックルに干渉し、足廻りが大きく損傷するかもしれないという危険性が生じていました。

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さすがに新型「RAV4」ではそういった問題が発生しないとは思いますが、やはり高品質を謳っているメーカである以上は、今回の様な珍事は避けたいでしょうし、主力モデルの販売中止は今回で2度目となるため、今後はこういったことが起きないように更なる注意が必要となるでしょうね。

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Reference:Caradvice