癌で亡くなった14歳の少年のために…「スポーツカーで葬送行進をしてほしい」という少年の最期の夢を叶えるため、200台以上のスーパーカー/スポーツカーが集結!
イベントでもこんなに集まることは中々ないぞ
11月7日、アメリカ・ミズーリ州ワシントンにて14歳という若さで亡くなったアレック・イングラムさん。
4年以上に渡って癌(非常に稀な骨肉腫と診断)との闘病生活を送ってきましたが、自身の最後の願いとして「僕が最期を迎えるときは、スポーツカー/スーパーカーで葬送行進を行ってほしい」とコメントしていたことから、この最後の願いが何と実現することに!
この葬送行進には、フェラーリやランボルギーニ、マクラーレンといった多数のスーパーカー/スポーツカーが参列したわけですが、一体どれだけの台数が集まったのか見ていきましょう。
ランボルギーニやフェラーリ含む200台以上のスーパーカー/スポーツカーが集結!
少年の死は、SNSやテレビニュースによってアメリカ中に拡散され、少年の葬儀となる11月17日に、何と200台以上のスポーツカー/スーパーカー、そして70台ものバイクがワシントンのシックスフラッグス・セントルイスの駐車場に集結しました。
少年の最期を見届けるため、そして少年の葬送行進を行うために街を2時間ほど封鎖し、フェラーリやランボルギーニ、マクラーレンといったスーパースポーツモデルはもちろんのこと、アルファロメオやアウディ、日産、ダッジ、フォードと言った様々なメーカのスポーツモデル、そして警察車両等が協力し合いながら一同に走りました。
これだけのスーパースポーツカー達が集まったことは異例中の異例ではありますが、こういった活動が行えたのは、過去にシドニーにてダナ・クリスチャン・マンリーと呼ばれる8歳の少女が癌で亡くなったことがきっかけだったそうです。
彼女もまたスーパーカーが大好きであったことから、彼女の最期を見届ける為、そして少年少女が寂しさを迎えないように、スーパーカーに囲まれて温かい最期を送らせてあげたいという想いを実現するために結成された、特別な組織が存在していたからだと言われています。
何かとスーパーカーは煙たがれる存在であったりもしますが、少年少女の心を救うことのできる存在でもありますし、こういった活動を許可した街の人々や警察、全ての人々が一つになったような気がして、亡くなったアレック・イングラムさんも喜んでいるのではないかと思いますね。
You’ll need a tissue for this one…
A 14-year-old boy’s dying wish was to have a sports car funeral procession. His community did not disappoint him. 😢 pic.twitter.com/5uZlpx8adA
— WRTV Indianapolis (@wrtv) November 19, 2019