フルモデルチェンジ版・トヨタ新型「ハリアー」はGRスポーツ顔になるとの噂が浮上。更に3列7人乗りシートの登場も濃厚に?

2020-05-27

~新型「ハリアー」の路線はスポーティがメインになる?~

2020年5月のゴールデンウィーク以降にデビューする予定のフルモデルチェンジ版・トヨタ新型「ハリアー(Toyota Harrier)」ですが、このモデルに関する新たな噂が浮上しています。

自動車情報誌ベストカーの情報によると、新型「ハリアー」では、これまでのプレミアムSUVとしての風格とデザイン性を兼ね備えながらも、ワイド感のある6灯式フロントヘッドライトや「ライズ」等で採用されるキーンルックグリルを採用するわけではなく、どうやらGR Sportのような非常にアグレッシブでカクッとフロントフェイスとなる可能性が高いとのこと。


~そうなると「ハリアーGRスポーツ」も市販化される可能性が高そう~

ちなみにコチラが、10月18日に発表・発売されたばかりとなる新型「C-HR GRスポーツ」。
かなり歌舞伎顔に変化した新型「C-HR GRスポーツ」ですが、恐らく新型「ハリアー」にはダイナミックなフロントロアグリルや、スクエア型のフロントインテークを積極的に採用してくるのではないかと予想されます。

そうなるとプレミアムSUVのヴィジュアルからはちょっと路線が外れてしまう気もしますが、この辺りのバランスをどのように考えて設計してくるかが非常に気になるところですし、シンプルに新型「ハリアーGRスポーツ」が市販化されても不思議ではないですね。

~ファミリー層を意識した3列7人シートレイアウトの登場も濃厚?~

続いてはインテリアのレイアウトについてですが、これは以前のブログでもお伝えした通り、ベストカーの考えとしては2列5人乗りシート以外にも、レクサス「RX450hL」の廉価版?をイメージした3列7人乗りシートを追加ラインナップしてくるのではないか?と考えている模様。

ボディサイズとしては全長4,880×全幅1,875×全高1,650mmぐらいになるとのことで、ホールベースは2列シートタイプと3列シートタイプで共有されると思われ、大きく変化するのは全長(厳密にはリヤオーバーハング)が延長される可能性が高く、ミニバンとまでは行かないものの、よりファミリー向けとして活用できる一台になることが期待できますね。

~どのモデルでも共通して批判の嵐となるであろうディスプレイオーディオ問題~

ただその一方で、個人的に最も懸念しているポイントがディスプレイオーディオの標準化。
これについては、12月18日にマイナーチェンジを控える新型「アルファード/ヴェルファイア」を期待していたユーザーからの批判もかなり多いそうで、CD/DVDが使用できず、おまけにナビゲーション機能はスマホと連携しなければ使用できないというのは非常に不便とのこと(ディーラの担当セールスのヒアリング情報より)。

プレミアムSUVでおまけにファミリーカーとしても活用される一台でありながら、子供が乗ることは容易に想像できるのにCD/DVDが使用できないのは大きなマイナスポイントになることは間違いないでしょうし、仮にCD/DVDやナビゲーション機能をオプションにて追加するなれば、高価なオプション費用が発生することは間違いないでしょうし、それであれば最初からディスプレイオーディオを標準装備する必要性は無いのではないか?と考えたりもしますね。

特に長距離移動や遠方へと旅行で移動するのであれば尚更。先進性を優先するあまり、こういったファミリー層を考慮した変更が施されていないのは非常に残念ではありますね(私も最近になって、CD/DVDが重宝される理由や偉大さを痛感している)。

~パワートレインは新型「RAV4」ベースが濃厚か~

そしてこれは、以前よりお伝えしているエンジンラインナップについてですが、ベストカーの情報によれば現行モデルから極端な変化は無いにしても、おそらく新型「RAV4」にてラインナップされるような、排気量2.0L 直列4気筒直噴ガソリンエンジン(最高出力171ps/最大トルク207Nm)と、排気量2.5L 直列4気筒エンジン+電気モータを組合わせたハイブリッドエンジン(システム総出力218ps)の2種類が自然な流れになるとのこと。

そしてこれは、前回のブログでもお伝えした通りなのですが、トヨタは先日の11月20日、アメリカ・ロサンゼルスオートショー2019にて、プラグインハイブリッド(PHV)仕様の「RAV4プライム」を発表し、2020年夏ごろにアメリカ市場と日本市場にて販売スタートすると発表しましたが、オフロード志向となる「RAV4」からPHV版が登場するということは、必然的に新型「ハリアー」でも登場するんじゃないの?と考えるのも普通ではないかと考えています。

発売のタイミングとしては、「RAV4プライム」同様に遅れての登場になると予想できますが、それまでに競合モデルとなるであろうフルモデルチェンジ版・新型「日産エクストレイル/三菱アウトランダーPHEV」がどこまで商品力を高めていくのかも気になるところですね。

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Reference:ベストカー