ライバルはホンダ「NSX」か?リヤミドシップ化されたトヨタ「80スープラ」が公開に

2020-05-27

~意外と有りそうでなかったリヤミドシップの「80スープラ」~

映画「ワイルド・スピード」にて、ポール・ウォーカー氏が演じたブライアン・オコナーの愛車でもお馴染みトヨタ「80スープラ」ですが、このモデルをベースにエンジンをフロントマウントからリヤミドシップに変更し、駆動方式はそのままとなる後輪駆動(FR→MR)とした一台が公開されています。

変更内容としてはフルモデルチェンジ版・新型「コルベットC8」に近いものがありますが、直接的なライバルとしてはやはりホンダ「NSX」が一番の対象になるのではないかと思いますね。

なお今回公開されているのは、あくまでもレンダリングデザインということで、これを作成したのはデジタルアーティストでお馴染みAbimelec DesignのAbimelec Arellano氏で、ベースとなるフロントマウントからはそこまで違和感ないように変更され、サイドスクープやウィングといった部分にちょっとした改良を加えながらも非常にナチュラルな感じに仕上げられたのではないかと思います。


~リヤミドシップ採用でも全体のバランスはそこそこ?~

ちなみに恒例の2JZエンジンはこんな感じで後ろに搭載。
リヤミドシップと言うよりか、シンプルにリヤに搭載している風にも思えますが、この辺りの細かい部分は置いておきましょう。

リヤプロファイルから見るとこんな感じ。
かなりリヤオーバーハングが外側に張り出していることが確認でき、さすがにここまで来るとちょっと違和感がありますね。
デジタルアーティストであるAbimelec Arellano氏も、競合モデルはホンダ「NSX」が最も有力であると説明していますが、仮にこうした変更が施されることでどれだけパフォーマンスに変化があるのかが気になるところですね。

ボディの前後重量比も気になるところですし、オーバーハングを延長したことでボディのねじり剛性等はどのように改良されているのか?それとも悪化しているのか?走行性能にどのような影響を与えているのかも気になるところではありますね。

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Reference:motor1.com