遂に来た!フルモデルチェンジ版・日産の新型「シルフィ」が2020年に日本でも発売へ。更に「ラティオ」の後継モデルも登場する模様
~日本ユーザーは日産のこの動きを待っていた!~
先日の11月20日より開催されたアメリカ・ロサンゼルスオートショー2019にて、日産のフルモデルチェンジ版となる新型4ドアセダン「セントラ(日本名:シルフィ)」が世界初公開されましたが、何とこの新型モデルが日本市場でも2020年に発売されることがWord Automobile 2.0より判明しました。
実はこの情報、元日産関係者(上層部)によって得られた情報であり、以前にフルモデルチェンジ版・新型「ジューク」が日本では市販化されず、その代りとしてサブコンパクトSUV「キックス」が2020年に導入される情報をどこよりも早く教えていた頂いた人物であるため、信憑性は非常に高いと思われます。
~現行モデルは2020年2月の一部改良が最後になる?~
ちなみに、日本市場にて現在販売されている現行「シルフィ」については、2020年2月頃に一部改良が施される予定となっていて、これを最後にフルモデルチェンジが果たされるスケジュールになると思われます。
一部改良内容としては、内装の手直しといったところであり、外観が変更されたり、安全装備がアップグレードされることは無いそうです。
~間違いなく衰退していくセダン市場を盛り上げる一台になる~
話は新型に戻りますが、(「セントラ」をベースに話を進めていくと)恐らく日本市場にて発売されるであろう新型「シルフィ」のフロントフェイスは、前回ロサンゼルスオートショー2019にて公開された「セントラ」同様に、視覚的には「アルティマ/マキシマ」に近いアグレッシブなデザインになると予想。
上品で細いLEDフロントヘッドライトと、シュッと引き締まったダーククローム仕上げのVモーショングリルは、同社「キックス/エクストレイル/ジューク」にはない特徴となっています。
スタイリングとしてはシンプルな4ドアセダンといった感じで、全高は+55mm高く、全幅は+50.8mmワイドになる新しいプラットフォームを採用。
これにより、絶妙なプロポーションを得ることはもちろんのこと、ドアやウィンドウ、車体のシーリングがアップグレードし更なる静粛性を強化しています。
その他にも、フローティングルーフを装着していますし、ブラックのサイドミラーキャップ、18インチの大口径アルミホイールが装備され、グレードによってはスポーツスタイルのリヤスポイラーも装備されます。
インテリアもかなり品質が向上していますね。
クロームのディテールアクセントやレッドのコントラストステッチを施したレザーシート、インフォテイメントシステム周りにはカーボン調のオーナメントパネル、そしてメルセデスベンツ風の丸型となるエアコンの吹き出し口等、まさに高級車をイメージしたレイアウトとなっています。
センターダッシュボード上部には、Bluetoothやハンズフリーテキストメッセージを備える7インチタッチスクリーンが標準装備され、運転席には4.2インチのデジタルインストルメントクラスターが標準装備。
またCarPlay/Android Autoを含む8インチタッチスクリーンも、一部のグレードより標準装備されると思われます。
気になるパワートレインについては、新型「セントラ」では排気量2.0L 直列4気筒自然吸気エンジンと排気量1.8L 直列4気筒エンジンをラインナップし、それぞれ燃料消費を20%/16%改善しているとのこと。
トランスミッションはXtronic CVTのみラインナップしています。
安全装備については、日産セーフティシールド360(歩行者検出機能を備える自動緊急ブレーキ/ブラインドスポットモニター/リヤクロストラフィックアラート/\逸脱警告/ハイビームアシスト/自動後方ブレーキ)が標準装備されます。
~何と「ラティオ」の後継モデルも登場するとの情報が!~
そしてもう一つ新たな情報として、以前アメリカ・フロリダ州にて発表された新型セダン「ラティオ(海外名:ヴァーサ)」の後継セダンも2020年に発売される予定となっています。
こちらのモデルも、「アルティマ」をコンパクトにしたような外観を持ち、しかしフロントヘッドライトはアグレッシブに感じられる釣り上げ式で、日産のアイデンティティでもあるVモーショングリルをしっかりと受け継いだスポーティな一台となっています。
まだ正式に「ラティオ」という名称を受け継ぐのか、それとも全く異なる名称を採用するのかはわからないものの、スタイリングについては非常に滑らかで、ラップアラウンドテールライトまで続くキャラクターラインも中々に攻め込んだデザインとなっています。
また足元のタイヤ・ホイールセットとホイールハウスのクリアランスもかなり落とし込んでいると言いますか…個人的にはかなり最適ともいえるクリアランスが設けられ、車高も高くも低くも無い美しいスタイリングを維持しているようにも感じられます。
気になるパワートレインについては、排気量1.6L 直列4気筒エンジンを搭載し、最高出力124ps/最大トルク154Nmを発揮。トランスミッションについては、5速MTもしくはCVTより選択が可能となっていますが、日本市場でも同様のエンジンが採用されるかは不明となっています。
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Reference:World Automobile 2.0