なぜ日本でも市販化しない!フルモデルチェンジ版・日産の新型「セントラ(日本名:シルフィ)」が遂にワールドプレミア!エンジンは2種類、2020年初め頃に発売予定
~遂に新型「セントラ」発表!普通に日本でも発売されたら売れるはずだが…~
いよいよ本日11月20日より開催のアメリカ・ロサンゼルスオートショー2019にて、日産のフルモデルチェンジ版となる新型4ドアセダン「セントラ(日本名:シルフィ)」が世界初公開されました。
日本市場においては、今のところフルモデルチェンジの予定のない新型「セントラ」ですが、今回発表された個体は、37年間コンパクトセダンとして活躍し、総数600万台以上販売された大ヒットモデルの一つであり、アメリカでもロングヒットを続ける貴重な一台でもあります。
~これこそVモーションがグリルが最も映えるデザインだと思う~
そんな新型「セントラ」のフロントフェイスを確認していくと、視覚的には「アルティマ/マキシマ」に近いアグレッシブなデザインとなり、上品で細いLEDフロントヘッドライト(但しオプション)と、シュッと引き締まったダーククローム仕上げのVモーショングリルは、同社「キックス/エクストレイル/ジューク」にはない特徴となっています。
スタイリングとしてはシンプルな4ドアセダンといった感じで、全高は+55mm高く、全幅は+50.8mmワイドになる新しいプラットフォームを採用。これにより、絶妙なプロポーションを得ることはもちろんのこと、ドアやウィンドウ、車体のシーリングがアップグレードし、更なる静粛性を強化しています。
その他にも、フローティングルーフを装着していますし、ブラックのサイドミラーキャップ、18インチの大口径アルミホイールが装備され、更に上位グレードとなるSRを選択すると、スポーツスタイルのリヤスポイラーが標準装備されます。
ちなみにボディカラーとしては、エレクトリックブルーやブリリアントシルバーメタリック、ガンメタリック、スーパーブラック、アスペンホワイト、フレッシュパウダー、ローズウッドメタリック、スカーレットエンバーの8つのモノトーンカラーをラインナップし、更に2トーン仕様ではスーパーブラック/ガンメタリックとスーパーブラック/アスペンホワイト、スーパーブラック/モナークオレンジの3種類がラインナップされています(上の画像はイメージカラーとなっている新色のスーパーブラック/モナークオレンジ)。
~インテリアの質感も見違えるレベルのアップグレード~
インテリアもかなり品質が向上していますね。
クロームのディテールアクセントやレッドのコントラストステッチを施したレザーシート、インフォテイメントシステム周りにはカーボン調のオーナメントパネル、そしてメルセデスベンツ風の丸型となるエアコンの吹き出し口等、まさに高級車をイメージしたレイアウトとなっています。
センターダッシュボード上部には、Bluetoothやハンズフリーテキストメッセージを備える7インチタッチスクリーンが標準装備され、運転席には4.2インチのデジタルインストルメントクラスターが標準装備されます。
またSVグレード以上では、CarPlay/Android Autoを含む8インチタッチスクリーンが標準装備されるとのこと。
~エンジンは2種類、燃費性能も改善~
気になるパワートレインについては、排気量2.0L 直列4気筒自然吸気エンジンと排気量1.8L 直列4気筒エンジンをラインナップし、それぞれ燃料消費を20%/16%改善しているとのこと。トランスミッションはXtronic CVTのみラインナップしています。
安全装備については、日産セーフティシールド360(歩行者検出機能を備える自動緊急ブレーキ/ブラインドスポットモニター/リヤクロストラフィックアラート/\逸脱警告/ハイビームアシスト/自動後方ブレーキ)が標準装備されます。
なお、このモデルの正式な発売時期と価格帯については明らかにされていませんが、2020年初め頃に発売する予定とのことで、おそらく近日中に価格帯も明らかになるのではないかと思われます。
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Reference:motor1.com