(欧)スズキ新型「スイフト・スポーツ/エスクード/SX4 S-Cross」に専用48Vマイルドハイブリッドを採用へ。15%の燃費向上、重量増加も最小限でパフォーマンス向上へ
~もしかすると日本市場でも採用の可能性があるかもしれない~
欧州スズキがラインナップする「スイフト・スポーツ/エスクード(海外名:ビターラ)/SX4 S-Cross」の3車種に、2020年初めより全く新しい48Vの自己充電式マイルドハイブリッドパワートレインが採用されることがわかりました。
同社によると、各モデルに新開発の排気量1.4L ブースタージェットエンジンに置き換えられ、ここに新採用のマイルドハイブリッド技術を搭載することでWLTP燃費性能は15%向上し、最大20%のCO2排出量削減が図れるとのこと。
~車体重量も抑えられ、パフォーマンスも大幅に向上する模様~
ただ、現時点では具体的にどういったパフォーマンスを発揮するかまでは明らかになっていないものの、欧州スズキによれば、48Vリチウムイオンバッテリやインテグレーテッドスタータージェネレーター(ISG)、48V-12Vコンバーターが搭載されていながらも、ユニット総重量の増加は排気量1.4Lエンジンのみに比べて+15kg未満に抑えると主張。
気になるエンジンスペックについてですが、現時点で判明していることとして最大トルク235Nm/2,000rpmを発揮するとのことで、更にはバッテリとコンバータユニットを重量配分改善のためにフロントシート下に配置されるため、非常にバランスの良い走りを提供するとのこと。
なお、このマイルドハイブリッドエンジンが搭載されるモデルは、2020年3月より欧州市場を中心に発売する予定とのことですが、現時点で価格帯は判明していません。
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Reference:CARSCOOPS