フルモデルチェンジ版・スズキ新型「エスクード」が登場するとの噂が浮上。遂にマイルドハイブリッド採用?トヨタ新型「C-HR」やホンダ新型「ヴェゼル」を脅かす一台になれるか?
~遂に「エスクード」も5代目としてフルモデルチェンジを果たす?~
スズキのコンパクトクロスオーバーモデル「エスクード(Suzuki Escudo)」が、具体的な時期は不明ながらも近々フルモデルチェンジを果たす?との噂が浮上しています。
インド市場では「ビターラ」という名称で販売され、細かなマイナーチェンジや一部改良が施されているため、デザインも少しずつ変更されているようですが、日本市場では特に大きなデザイン変更は施されていませんでした(大きな変更といえば、2017年7月に1.4L直噴ターボエンジンが追加され、2018年10月に1.6Lエンジンが廃止されたぐらい)。
そして今回、自動車情報誌ベストカーの情報によれば、フルモデルチェンジを機にフロントフェイスは基本的にキープコンセプトながらも、LEDデイタイムランニングライトは「イグニス/スイフト・スポーツ」の中間的なアンダーラインが採用され、フロントヘッドライトはプロジェクタ式の単眼LEDを採用することで、立体的な表情を持つ一台へと進化するとのこと。
~ボディサイズも大きくなり、ダイナミックさを向上~
またプラットフォームについては、現行同様にモノコック構造を継続しながらも改良を加えることで全長や全幅、そして全高を大きくすることで、より快適性とダイナミック性を向上させるとのこと。
具体的には、全長4,200mm(+25mm)×全幅1,780mm(+5mm)×全高1,620mm(+10mm)となり、ホイールベースは変わらずの2,500mmとなり、しかし車体重量は極力変わらない内容に仕上げてくるそうです。
~エンジンは変わらないものの、以前より噂されているマイルドハイブリッドが採用か?~
パワートレインについては、現行と変わらない排気量1.4L 直列4気筒直噴ターボエンジンを搭載し、最高出力136ps/最大トルク210Nmを発揮するとのことですが、もしかすると将来的にマイルドハイブリッドが搭載される欧州市場向け「スイフト・スポーツ/エスクード/SX4 Cross」同様に、日本市場向けの新型「エスクード」でもマイルドハイブリッドが採用されるのではないか?と予想しています。
気になる価格帯については、現行モデル約271万円に対し、+9万円アップの280万円にて発売されるのではないか?と予想されています。
なお競合モデルには、トヨタ新型「C-HR」やホンダ新型「ヴェゼル」といった売れ筋どころと真っ向勝負になるそうですが、デザイン性や装備内容、先進性、安全性、価格帯を見ると中々優位に立てる部分は少ないですが、個人的にはオフロード性を高めたコンパクトクロスオーバーというジャンルを確立すると、更に注目度を高めることができるのではないか?と考えています(新型「ハスラー/ジムニー」もオフロードやアウトドアのイメージを確立している)。