【集合体恐怖症の方は閲覧注意!】メルセデスベンツが映画「アバター」からインスピレーションを受けた「メルセデス・ヴィジョン・アバター・コンセプト」を発表!【動画有】
これまたメルセデスベンツからとんでもないコンセプトモデルが発表されたぞ!
2020年1月7日~1月10日まで、アメリカ・ネバダ州にて開催のCES2020にて、メルセデスベンツが最新のコンセプトモデルとなるメルセデス・ヴィジョン・アバター・コンセプト(Mercedes-Benz Mercedes Vision Advanced Vehicle Transformation Concept)を世界初公開しました。
今回発表されたコンセプトモデルは、ジェームズ・キャメロン監督の大ヒット映画「アバター」からインスピレーションを受けた一台だそうで、映画の主要なプロットポイントとなる人間・機械・自然とのつながりと共生する社会の夢などをイメージしているとのこと。
コンセプトモデルなだけあって操作性も非常に先進的
メルセデス・ヴィジョンAVTRコンセプトの大きな特徴として、車内のセンターコンソールにある制御装置に手を置くことにより、車両がドライバの脈拍を読み取り、その情報を巨大なセンタースクリーンに反映させることが可能になるそうです。
こんな感じで手を置くと、センター制御装置が反応。
イメージとしては、上の画像のように手にタッチパネルのようなものが設定され(あくまでイメージ映像が流れるだけ)、それを手の動きや自身が想像した動作概要を車両が受信することができ、目的地や走行パターンなどを細かく指定できるそうです。
自然と人間が共生するように、自動車と人間が共生することで、一体感を持たせて安全性を高めた自動車を生み出すというメルセデスの考えではないかと思います。
そしてこちらがコンセプトモデルのサイドスタイル。
サイドドアが存在しないのがちょっと気がかりですが、寒い日に乗るのはちょっと避けたいところ。
集合体恐怖症のユーザーを敵に回す謎のフラップ板の正体とは?
そしてこちらがリヤデザイン。
衝撃画像と言いますか…集合体恐怖症(トライポフォビア)の方にはちょっと不向きなモデルではないかと思ったり…
ちなみにこの無数のフラップ板ですが、全部で33個搭載されているそうで、多機能フラップと呼ばれ、車内のディスプレイと同期することで路上での空力特性をサポートする機能だそう(いわば格納式リヤウィングのコンパクト版のようなもの)。
かなり賛否のあるデザインだとは思いますが、こうしたフラップ板が将来的にどの車両でも採用されるのかはわからないものの、先述にもある通り、集合体恐怖症の方が後続で走行していたら大変なことになりそう(一部の人間と共生することは難しい?)。
~スペックは現代の電気自動車に匹敵するレベル~
ちなみにこちらのコンセプトモデル、リサイクル可能な材料を用いることで環境にも配慮し、更には有機電池を活用することで排ガスを一切放出しない個体になるのだそう。
バッテリ容量としては、110kWhと中々に強烈で、航続可能距離は700kmを実現し、システム総出力は470hpを発揮。
そして、この個体のもう一つの特徴として、最大30度傾けることが可能となり、蟹(カニ)走り的なことも可能になるようですね(縦列駐車するときには便利かも)。
【Mercedes Benz VISION AVTR】
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Reference:motor1.com