(印)スズキが全く新しいクーペSUVモデル「FUTURO-e」のティーザー画像を公開。2月開催のオートエキスポ2020にて世界初公開へ

2020-05-27

~マルチ・スズキが”スズキらしくない”コンセプトモデルを発表へ~

2020年2月6日~2月9日まで開催されるインド・オートエキスポ2020にて、インド市場をメインに販売を手掛けるマルチ・スズキより、「FUTURO-e」と呼ばれる最新クーペSUVを発表するとともに、サイドシルエットがわかるようなティーザー画像を世界初公開しました。

今回発表されたティーザー画像では、マルチ・スズキがグローバルプレミアムモデルとして市販化を想定した一台ということで、スケッチデザインではあるものの、スタイリングは非常にエッジの効いたこれまでのスズキらしくないアグレッシブなデザインとなっていますね。

もちろん、市販モデルともなれば更にそのデザインはトーンダウンすると思いますが、マルチ・スズキにとっては初めての”クーペSUV”ということもあってか、グローバルモデルとしての視野も入れていることを考えると、相当に力を入れているのではないかと考えられますね。


~スズキもグローバルを意識して今後もクーペSUVを発表してくるかもしれない~

改めてそのサイドシルエットを見ていくと、トップルーフからリヤハッチにかけて下っていくデザインは、まさにクーペ風スタイルといった印象で、ボンネット位置も高いですし、フロントヘッドライト(LEDデイタイムランニングライト?)も細長く、先進的なデザインを持っているようにも感じられます。

おそらくではありますが、これまでのスズキのデザイン言語を取り入れることなく、これからのスズキを表現するための最新のデザイン言語を生み出すきっかけの一台になると思われますね。

ちなみに気になるパワートレインについては、今のところガソリンエンジンモデルのみを準備する計画があるそうですが、将来的には電動パワートレインを採用することも想定してのガソリンエンジンとのことで、プラットフォームはもちろんのこと、高いパフォーマンスを得る一台となることは間違いなさそうですし、もしかしたら日本での市販化も期待できるかもしれません。

なお、インド市場でのSUVラインナップモデルといえば、2019年に発売されたばかりとなる「エスプレッソ(S-Presso)」や「ビターラ・ブレッツァ/ビターラ(日本名:エスクード)」が挙げられますが、これらの販売元は大衆車モデルを販売するチャネルのARENAで、今回のクーペSUVモデルは高級車を専門に販売するチャネルのNEXAになる予定とのことです。

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Reference:AUTOCAR