そのペイント時間は430時間!マクラーレンMSOが3色のグリーンを使用した特別モデル「GT Verdant」を世界初公開!トレンドにもなっているグラデーション採用で一気にエキゾチックに

2020-05-27

~全く予想していなかった不思議なグリーンに身をまとうMSO仕上げの「GT」が登場!~

本来であれば、3月3日より開催のスイス・ジュネーブモーターショー2020にて発表予定だったマクラーレンの最新モデルですが、例の社会問題の関係でキャンセルに。
しかし、マクラーレン主催の特別イベントとなるマクラーレン・モーターショー2020にて、同社特別カスタマイズ部門のMSOから過激な限定モデルが登場しました。

今回MSO部門より発表されたモデルは、マクラーレンのグランドツアラーモデルとなる「GT」をベースにした何とも特殊で深いグリーンに身をまとう「GTヴェルダント(McLaren GT Verdant)」。
このモデルは、Horsell Green/Arbor/Steppe Greenと呼ばれる3色のグリーンを組み合わせ、更にはインテリアにはカシミヤの素材を使用するという何とも贅沢な仕様になっています。


~何とボディカラーだけで430時間もの塗装時間を要した特別な一台~

Verdantの配色は、フロントと側面に沿って濃いグリーンが使用され、フェンダーや上部のサイドシル、フロントロアフェイスにグラデーションがかかるような形で明るいエメラルドシェードのように移り変わっています。
そして足元のブレーキキャリパには、ネオン色のネピアグリーンが使用されることで明るいタッチに仕上げられていますね。

リヤデザインはこんな感じ。
何ともユニークなボディカラーとは対照的に、ホイールやウインドウサラウンド、エキゾーストトリムにはグロスブラック仕上げが採用されています。
ちなみに、これだけの複雑なグリーンカラーに仕上げるために約430時間もの膨大な時間がかかっているとのことですが、おそらくオプションカラーだけで相当な費用がかかっているものと予想されます。

~インテリアはかなりの豪華仕様~

インテリアはこんな感じ。
センターコンソールやドアパネル、ダッシュボードのアンダー部分、サンバイザー、コンソール上部にはチャコールグレーのカシミアが採用され、更にシートの縁にはグリーンのパイピングフレームを採用しています。

画像にはありませんが、MSO部門による専用ロゴがアクセルペダルにエッチングされているとのことで、かなり細かいところまでデザインが施されているそうです。

パワートレインについての変更は無く、排気量4.0L V型8気筒ツインターボエンジンを搭載し、最高出力620hp/最大トルク630Nmを発揮。
0-100km/hの加速時間は3.2秒にまで到達します。

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Reference:motor1.com