メルセデスベンツ新型「Gクラス/Cクラス/Eクラス/CLSクラス/AMG」など50車種・計1.5万台以上の大量リコール!シートベルトの装着を認識できない恐れアリ
~ドア配線の不具合により、乗員保護装置が作動しない恐れアリ~
メルセデスベンツ新型「G550/AMG G63」の2車種・計1,063台にリコール。
リコールの内容としては、前席のドア配線において配索が不適切なため、強い引っ張りが生じることがあるとのこと。
そのため、ドアの開閉を繰り返すと当該配線が断線し、最悪の場合、警告表示が点灯してドアミラーウインカーが点灯しなくなる、又はSRS警告表示が点灯して側面衝突時に乗員保護装置が適切に作動せず乗員に過度の傷害を与えるおそれがあるとしてリコールを発令しています。
対象モデルをしっかりとチェックしていこう!
なお、気になる対象モデルは以下の通り。
これによる事故は無いものの、既に7件の不具合が発生しており、市場からの情報により明らかになったそうです。
【リコール対象モデル一覧】
[対象型式/対象車台番号/製作期間/対象者台数][G550]
・ABA-463260/WDB4632601X297563~WDB4632601X309334/平成30 年 8 月 6 日~平成31 年 3 月 11 日/240台(左ハンドル)[AMG G63]
・ABA-463276/WDB4632761X298697~WDB4632761X309491/平成30 年 8 月 6 日~平成31 年 3 月 11 日/682台(左ハンドル)・ABA-463276/WDB4632762X302243~WDB4632762X309672/平成30 年 10 月 30 日~平成31 年 3 月 13 日/139台(右ハンドル)
改善措置として、全車両、配索の変更を行うとのことで、なお配線に損傷がある場合は配線を対策品に交換するリコール作業を実施するとのことです。
~シートベルト誤認識により、事故の際に大けがとなる恐れアリ~
続いては、メルセデスベンツ新型「Cクラス/Eクラス/CLSクラス/Gクラス/GLCクラス/AMG GT53S/AMG GT63S」の50車種・計14,192台に大量リコール。
リコールの内容としては、前席のシートベルトバックルにおいて、プレス冶具の管理が不適切なため、シートベルト装着時に金具ががたつくものがあるとのこと。
そのため、シートベルトの装着を正しく認識できず警告灯が点灯したまま、最悪の場合、衝突時に点火式シートベルトテンショナが作動せずに、乗員に過度の傷害を与えるおそれがあるとしてリコールを発令しています。
対象モデルをしっかりとチェックしていこう!
なお、気になる対象モデルはコチラの一覧の通り。
これによる事故は無いものの、既に9件の不具合が発生しており、市場からの情報により明らかになったそうです。