今日のプリウス…兵庫県にてレクサスのスピンドルグリルを装備したトヨタ「プリウス」が盗難被害に。なぜトヨタなどの国産車ばかりが盗難被害にあってしまうのか?

2020-05-27

~これまたかなり目立つ「プリウス」が盗難被害に~

2020年3月18日の午前、兵庫県明石市魚住にてトヨタ「プリウス(Toyota Prius)」が盗難被害に(情報拡散依頼のため、当ブログでも拡散を呼び掛けたいと思います)。
外観を見ての通り、フロントバンパーやグリルデザインはレクサスのスピンドルグリル仕様に移植されていますし、かなり個性的且つシャコタン仕様のため、非常に印象に残る一台ではないかと思います。

なお上の画像にもある通り、「プリウス」のナンバーは「神戸378 て ・・13」で、車内にはチャイルドシートやベビーカーなども入っているそうです。
そして既に多数の目撃情報が入っているそうですが、どうやら姫路方面に向かって走行しているところが目撃されており、飾磨辺りが最も有力とのこと。


~そのほかの「プリウス」の情報は以下の通り~

その他の情報としては、「プリウス」の特徴や装備されている内容としては以下の通り。

・AIMGAINフロントキット
・社外製サイドエアロキット
・社外製リヤエアロキット
・社外製リヤマフラー
・「BABY in CAR」「Supreme」「TRD」ステッカー有り
・助手席ドア側擦り傷、凹みあり
・ヘッドライトは社外製イカリング二連&インナーブラック仕上げ
・リヤライトはZVW30後期純正薄いスモーク有り
・アネーロコラソン19インチアルミホイール(ガリ傷有り)
・ナンバー角度有り
・シーケンシャルウィンカー
・左だけ一部断線アリ
・デイライトはブルー
・ウィンカーはオレンジ

~なぜトヨタ等の国産車ばかりが盗難被害を受けてしまうのか?~

最近は何かとSUV系の盗難被害が多く発生していましたが、SUV系以外ではとにかくトヨタ車の盗難被害も多いですね。

ちなみに、トヨタ「プリウス/ランドクルーザー/ハイエース」が盗難被害にあいやすい理由としては、こうした人気モデルの車両を分解→海外へと輸出→海外にて組立→再市販というフローが海外では非常に需要が高く、その中でもトヨタブランドは圧倒的価値と信頼性(つまりは低コストで高品質)を持っていることから盗難の対象になりやすいのだとか。

また、これは以前大きな話題を呼んだ「積み替え」(最近ではリレーアタックが主流)という盗難手段によると、”車を制御するコンピュータを自分が用意した別の危機にすり替えてエンジンをかける”がことが可能に。

こういった「積み替え」の被害を多く受けているのがトヨタ「プリウス」とのことですが、「プリウス」は過去3年間盗難被害の多い自動車ランキングで常にトップ(全くうれしくないですが)に君臨し、その被害台数はほんの少しずつ減少傾向にあるものの、被害レベルは悪化(ドライブレコーダやレーダー探知機、ナビゲーション画面の盗難被害等)しているとのこと。

「積み替え」という手口についても、現代の車の電子制御化が進んだことが起因していて、本来の電子キーを操作すると登録番号が一致して制御機器が作動しドアの鍵が開いたり、エンジンがかかったりする仕組みを利用して、制御機器を付け替えることで、それに伴って別の電子キーが有効になるという落とし穴があるために「簡単に盗難されてしまう」というわけですね。

ただ、こういった盗難被害に対して私たちユーザが今後どのように対策していくべきか、という点に関しては、イモビライザーやバー式ハンドルロックなどの活用、防犯設備が充実した駐車場の利用など様々ではありますが、少しでも対策につなげられることがあるなれば、若干のコストがかかってでも、盗難被害によって降りかかる損失を考えると、「安心をお金で買う」といった選択は非常に重要なのかもしれません。

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