サイドミラーの位置がとんでもないところに配置されたカナダのスーパーカーメーカー・フェリーノ新型CB7Rが売れない!その技術は確かなのにどうして売れないのか?

2020-10-29

新興メーカーと顧客との”考え方”にギャップがあるから売れない?

以前、カナダのスーパーカー新興メーカーであるフェリーノが、全く新しい公道スポーツモデルとなるCB7R(Felino CB7R)を世界初公開し、更に2020年末を目標に、洗練されたエアロダイナミクスカーボンボディキットを備えたエクストリームクーペCV7+を発表することを明らかにしたものの、このモデルの先行予約を受け付けているにも関わらず、未だに顧客からの予約が入っていない模様。

フェリーノは、カナダの有名レーサーであるAntoine Bessett氏によって設立された新興メーカーで、先日発表されたCB7Rは、同社にとって初めて公道での使用が合法化された記念すべきモデル。

フェリーノ曰く「このモデルはスポーツカーを長年操作してきた経験豊富な顧客をターゲットにしたもので、更にはハイエンドスーパーカーセグメントの主要な国際メーカー、つまりはランボルギーニやフェラーリといったところを競合にした一台にしている」とのこと。

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どうしたら新興メーカーは”売れる”ことができるのか?

つまり、このモデルを開発した人物の経緯や背景は十分に優れており、有名レーサーというプレミアムブランドと信頼性を持ちながら、更には走りと機能性に十分特化したモデルを発表しながらも、こうした魅力に対する顧客の反応はイマイチというのが現実なのだそう。

これはあくまでも予測ですが、今どきのスーパーカーやクラシックカーを求めるユーザーのほとんどは、”単純に走りの楽しさ”を得るために購入するのではなく、”投機目的・コレクション・有名な限定ブランドを所有する満足感”を購入することが主になっていると思われ、そういったことを考えると、新興メーカーの認知度やブランド力はまだまだですし、中々「売れ続ける」のが難しいメーカーなのかもしれません。

ちなみに新興メーカーとして何とか成功を収めている有名処といえば、100%ピュアEVハイパーカーを製造するリマック(Rimac)や、UAEドバイ発の新興メーカーでお馴染みWモータースとデヴェル・モータースぐらいでしょうか。

特にWモータースに関しては、ドバイを撮影拠点とした映画「ワイルド・スピード SKY MISSION」にて、”空飛ぶ車”としてライカン・ハイパースポーツが登場し、その後の後継モデルではフェニア・スーパースポーツも登場し、世界限定10台のみとなるローンチエディションも無事完売(しかもその内の5台は芝浦グループホールディングスの新地哲己 氏が購入済み)。

つまり、こうしたメディア(リマックはTopGearで一躍有名に)や映画等にて全世界にPRできるポイントがあったからこそ成功できるのだと思いますが、反対に言えば、それだけ成功できる新興メーカーも非常に稀であることがわかります。

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それでもCB7Rのスペックやデザイン、テクノロジーはずば抜けたものがあると思う

話は新型CB7Rに戻りますが、今のところ先行予約が入っていないながらも、そのデザインとスペックはかなり高いレベルにあるそうで、かなり過激な外観を持ちながら、車内は基本的に2人乗り、過去にフェリーノが発表したベースモデルのCB7とデザイン言語を共有化しているとのことですが、今回のモデルは末尾にもついている”R”にもある通り、”Race”ではなく”Road”を意味しているとのことから、公道走行が可能な個体となっているそうです。

フェリーノによれば、CB7Rはこれまでにないドライビングエクスぺリエンスと感情を所有者にもたらすため、レーシングドライバの経験と感覚も交えて設計が施されているとのこと。
パワートレインは、排気量6.2L V型8気筒エンジンとアメ車並みの大排気量エンジンを搭載し、最高出力525hp/最大トルク659Nmを発揮。

更にオプションにて、排気量7.0L V型8気筒エンジンをラインナップしているそうで、こちらは最高出力700hp/最大トルク786Nmを発揮し、0-100km/hの加速時間は僅か2.9秒にて到達するとのこと。

加速性だけを見たら、フェラーリ812スーパーファストやランボルギーニ・アヴェンタドールSVに匹敵する加速性能を持ちますね。

足回りについては、エンジンスペックに関係なくフロント390mm(6ピストン)・リヤ378mm(4ピストン)のブレーキキャリパを採用し、前後重量バランスは50:50の理想的な配分を持ち、更に車体重量は僅か1,135kgとコンパクトカーよりも超軽量に仕上げられているとのことです。

そしてサイドから見た時のスタイリングもロングノーズ・ショートデッキと中々にエグイですが、Aピラーとルーフの間にサイドミラーが設けられるのも中々にクレイジーですね。

左右の視認性を高めるものだと考えられますが、慣れるのにちょっと時間がかかりそう。

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