サイドミラー位置がとんでもないところに配置されたカナダ製スーパーカー・フェリーノ新型CB7Rが全く売れない!その技術は確かなのにどうして売れないのか?

それでもCB7Rのスペックやデザイン、テクノロジーはずば抜けたものがあると思う

話はフェリーノ新型CB7Rに戻りますが、今のところ先行予約が入っていませんが、そのデザインとスペックはかなり高いレベルにあるそうで、かなり過激な外観を持ちながら、車内は基本的に2人乗り、過去にフェリーノが発表したベースモデルのCB7とデザイン言語を共有化しているとのことですが、今回のモデルは末尾にもついている”R”にもある通り、”Race”ではなく”Road”を意味しているとのことから、公道走行が可能。

フェリーノによれば、CB7Rはこれまでにないドライビングエクスぺリエンスと感情を所有者にもたらすため、レーシングドライバーの経験と感覚も交えて設計が施されているとのこと。


エンジンはアメ車並みの大排気量V型8気筒エンジンを搭載

パワートレインは、排気量6.2L V型8気筒エンジンとアメ車並みの大排気量エンジンを搭載し、最高出力525hp/最大トルク659Nmを発揮。

更にオプションにて、排気量7.0L V型8気筒エンジンをラインナップしているそうで、こちらは最高出力700hp/最大トルク786Nmを発揮し、0-100km/hの加速時間は僅か2.9秒にて到達するそうです。。

加速性だけを見たら、フェラーリ812スーパーファストやランボルギーニ・アヴェンタドールSVに匹敵する加速性能を持ちます。

スペックやパフォーマンスを見ると、確かに他のスーパーカーメーカーに匹敵するレベル・・・だが?

足回りについては、エンジンスペックに関係なくフロント390mm(6ピストン)・リヤ378mm(4ピストン)のブレーキキャリパを採用し、前後重量バランスは50:50の理想的な配分を持ち、更に車体重量は僅か1,135kgとコンパクトカーよりも超軽量に仕上げられているとのことです。

そしてサイドから見た時のスタイリングもロングノーズ・ショートデッキと中々にエグイですが、Aピラーとルーフの間にサイドミラーが設けられるのも中々にクレイジーですね。

左右の視認性を高めるものだと考えられますが、慣れるのにちょっと時間がかかりそう。

これだけ優れたスペックを持つ新型CB7Rですが、例えどんなに競合他車に匹敵・圧倒するスペックを持っていたとしても、やはりブランド力や信頼性などが付加価値としてつかない限りは、宝の持ち腐れ状態になってしまうのかもしれませんね。

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