何コレ凄い!スズキ・ジムニーとエブリィを組み合わせた過激カスタムモデル「ジムニ・バトルバン」が登場!その走りはオフロードを走破するジムニーそのもの!
インドからこれまたとんでもないカスタムモデルが登場
インド市場をメインに販売を手掛けるマルチ・スズキのラインナップモデル・ジプシー(日本名:ジムニー)とオムニ(日本名:エブリィ)を組み合わせた魔改造モデル「ジムニ・バトルバン」が登場。
今回、海外の自動車系ユーチューバーであるPowerDriftが公開しているのは、そのカスタム名の通り、ジプシー(Gypsy)/オムニ(Omni)を組み合わせた造語のジムニ(Gymni)と呼ばれるオリジナルモノで、見た目はリフトアップ且つオフロードタイヤを装着したオムニといった印象です。
エンジンやトランスミッション、プラットフォームなどはジプシーベースのため、乗っている感覚としてはやっぱりジプシー
もちろん、ただ単にリフトアップするだけではバトルバンの名にそぐわないとして、フロントウィンチやパイプフレーム、更には積載パーツを採用することで、いつでもこの国の終焉が訪れようとも、このカスタムモデルで戦い抜くという想いから生み出された一台なのだそう。
確かによくよく考えてみたら、スタイルベースはオムニとなるため、車中泊はもちろんのこと、足回りはジプシーのラダーフレームと独自のサスペンションによって最適な足回りを採用しているため、林道や泥道、砂漠などのオフロードも問題なく走破できうえ、ある程度の生活も可能なため”良いとこ取りの一台”なのかもしれません。
ちなみに、先述の通りスタイルベースはオムニなのですが、その他についてはジプシーのエンジンやプラットフォーム、デフ、トランスミッション、ディファレンシャルが流用され、更にサスペンションのアップグレードと頑丈なリヤアクスル・リフトキットを追加しているため、その走りはもしかするとジムニー以上の走破性を持っている可能性も?
パッと見ただけでも普通のクルマではない感がヒシヒシと伝わってきますが、後席用ウィンドウは排除され、アウトロールケージとルーフラックの追加、更にはMaxxis Trepadorオフロードタイヤ、スキッドプレート、6つのサポートライト、LEDバーが搭載され、まるでラリーカーのような側面を見せるのもユニークなところ。
そもそもどうしてこのような魔改造モデルを作ろうと思ったのか?
そして最も気になるのが、どうしてこのようなモデルを生み出そうと考えたのか?についてですが、理由は様々あるようで、その中で印象的だったのが、「仲間や大切な人が遭難したり、山道で迷ったときに救助に行けるから」だそうで、第一に仲間を助けることのできる車をカスタムしようと考える辺り、車づくりに対する考え方がちょっと違うんだなぁと思ったり。
現代は快適性能や運動性能はもちろんのこと、安全機能を充実させたものばかりであふれていて、人はもちろんですが、”自分を守るクルマ”が多く存在していますが、ときにはこういった現実離れしたモデルの存在や、そもそものコンセプトの時点で人に感動を与えるようなモデルがあっても良いのでは?と思ったりはしますね。
【A van with a plan : Holy Shift : Episode 7 : PowerDrift】
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Reference:CARSCOOPS