「エクストレイル」の3列シート版となる日産のフルモデルチェンジ版・新型「パスファインダー」はこうなる?トヨタ新型「ランクル300」辺りと対抗できそうな件

2020-07-31

~新型「エクストレイル」も良いが、「パスファインダー」の重厚感も中々にタマラナイ~

先日、日産の主力SUVとなるフルモデルチェンジ版・新型「エクストレイル(海外名:ローグ)」の画像が完全リークしていましたが、このモデルをベースにした3列シートタイプの大型SUVとなる新型「パスファインダー(Nissan New Pathfinder、別名:テラノ)」が登場したら?というレンダリングが公開されています。

そのアグレッシブでオフロードモデルのような出で立ちは、トヨタ新型「ランドクルーザー300(Toyota New LandCruiser 300)/ハイランダー(Highlander)」やフォード新型「ブロンコ(Ford New Bronco)」、ジープ「チェロキー(Jeep Cherokee)」、スバル「アセント(Subaru Ascent)」、マツダ「CX-9」を競合とし、タフギア感に加えて高級感を加味したデザイン性は、どこか新型「エクストレイル/パトロール」を足し合わせているようにも見えますね。

特にフロントエンドのVモーショングリルは日産のアイデンティティということもあり、このあたりは更に強調且つ大口化されることは間違いないでしょうし、モダンな印象を与えるスプリット型LEDヘッドライトやLEDデイタイムランニングライトも採用されることが期待されています。


~おそらくはほぼこのデザインで市販化される可能性が高そう~

スタリングについては、まさに3列シートSUVらしいロングなボディを持ち、新型「ジューク(Juke)」のようなショルダーラインと低いルーフラインが特徴的で、しかしクーペ風SUVようなルーフが下っていくようなものではなく、しっかりと車内の居住性を考慮した箱形ボディになっていますね。

こちらがこれまでに目撃されている新型「パスファインダー」の開発車両。
気になるインテリアについては明らかにされていませんが、フラットボトムタイプのステアリングホイールやデジタルゲージクラスター、自立型のワイドな大型タッチスクリーンが搭載される可能性が高く、更には2020年夏以降に登場予定となっている新世代EVクロスオーバー「アリヤ・コンセプト(Ariya Concept)」をモチーフにしたインフォテイメントシステムを採用するかもしれないとのこと。

安全装備については、プロパイロット(ProPilot)システムは搭載されるものの、新型「スカイライン(Skyline)」のように手放し運転が搭載されるかは不明。
しかし、歩行者・自転車の検出やレーンキープアシスト、リヤクロストラフィックアラート、道路標識認識、ブラインドスポットモニターといった安全装備は採用されるとのこと。

~エンジンはキャリーオーバー含め計3種類をラインナップか~

気になるパワートレインについてですが、今のところは排気量3.5L V型6気筒エンジンがキャリーオーバー予定で、これに加えて排気量2.0L 直列4気筒VCターボチャージャーエンジン、そしてもう一つハイブリッドシステム(おそらくe-POWER)を搭載したグレードもラインナップされると言われています。

最後に気になる発売時期についてですが、予定では2020年末と言われているものの、例の社会問題の影響により遅れる可能性もあるため、そう考えると2021年初めに後倒しになる可能性も十分にあると思われます。

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Reference:CARSCOOPS