トヨタがスズキとの共同開発モデル・新型アーバン・クルーザーを2020年8月に発表?!ヤリス・クロスとは異なるミニRAV4の廉価版か

2020-06-18

トヨタのSUVへの力の入れ方が半端じゃない

トヨタといえば、2020年6月17日にフルモデルチェンジ版・新型ハリアー(Toyota New Harrier)を発表・発売し、6月8日には新型RAV4 PHV、更には8月31日は新型ヤリス・クロス(Yaris Cross)を発表する等、この短期間で様々なSUVモデルが一挙にラインナップされますが、更に2020年7月末~8月初めにかけて、トヨタとスズキの共同開発SUVモデルとなる新型アーバン・クルーザー(Urban Cruiser)なるものが登場することが明らかになりました。


但しインド市場に限定されるモデルとのこと

自動車ニュースサイトAUTOCARによると、対象となる市場はインドとのことで、マルチ・スズキ・ビターラ・ブレッツァ(Maruti Suzuki Vitara Brezza)をベースに、フロントマスクは新型RAV4のようなキーンルックグリルを採用しながらも、フロントヘッドライトはシンプルな単眼LED、そしてボディサイズとしては非常にコンパクトな(おそらくはヤリス・クロスのようなギリギリ3ナンバーもしくは5ナンバー?)SUVモデルとして、いわゆるミニRAV4の廉価版という形で登場するのではないか?とのこと。

もちろん、未だ正式イメージ画像は公開されておらず、上の画像はあくまでもAUTOCARがイメージしたレンダリングだそうですが、フロントのバンパーやグリル部分は比較的安価なプラスチックを流用し、足元のホイールもエントリーグレードは樹脂キャップ付きの鉄チンホイール、上位グレードは16インチ程のアルミホイールに留まるのではないか?とのこと。

インテリアについては、ビターラ・ブレッツァをベースにしているため、基本的にはそのまま流用されることを考えると、スズキクオリティになるため、ちょっとチープな印象を受ける可能性が高そうです。

エンジンはビターラ・ブレッツァと同じマイルドハイブリッドが濃厚

パワートレインについては明らかにされていませんが、これもビターラ・ブレッツァがベースということであれば、排気量1.5L K15Bガソリンエンジン+SHVSマイルドハイブリッドシステム(最高出力105ps/最大トルク138Nm)を設定し、トランスミッションは5速MT/4速ATの何れかから選択が可能になると予想されます。

気になる価格帯についてですが、インド市場価格で約105万円~約161万円と予想されていて、オプションもほぼほぼ無しでこの価格帯になるため、結構お買い得な一台になるのではないかと思います。

☆★☆トヨタ/スズキ関連記事5選はコチラ!☆★☆

Reference:AUTOCAR