一体なぜ?日本のカー雑誌にも掲載された日産「スカイラインGT-R R33」のワンオフモデル「スピードワゴン」がグアテマラにて目撃に

2020-05-27

~あの自動車雑誌オプションの企画で誕生したモデルがグアテマラにて目撃されるとは…~

1990年代半ばにワンオフカスタムされた日産「スカイラインGT-R R33スピードワゴン(Nissan Skyline GT-R R33 Speedwagon)」をご存じでしょうか?
このモデルは日本の自動車雑誌であるオプションの企画によって、チューニングカーショップであるトライアル社が製作した非常に希少な一台となっています。


~ステーションワゴンスタイルながらも、サーキットでもとんでもない記録を更新した一台~

しかもベースとなったモデルは「スカイラインGT-R R33 V-SPEC」とのことですが、自動車雑誌オプションにも掲載された通り、1996年に筑波サーキットにて1分4.452秒というとんでもない記録を更新し、更には最高時速304.8km/hにまで到達する過激スポーツカー。

そんな過激なスペックと外観を持つ「R33スピードスター」ですが、なぜかこのモデルが現在、日本ではなくグアテマラに存在するとのことで、実際に一般人によって撮影もされています。

なぜ海外へと輸出したのかは明らかになっていないものの、どうやら2018年後半ごろに中古車市場にラインナップされたそうで、その際にグアテマラのオーナーが特別に購入した可能性があるそうですが、そのあたりの真偽は一切不明。

2017年11月には福島県にて目撃されていた

いずれにしても、2017年11月頃までは日本の福島県にて目撃されているので、その翌年にはオーナーも中古車ショップにそのまま売却したのではないかと予想されます。

気になるパワートレインについては、排気量2.7L+GT2540ツイン仕様にカスタムされ、最高出力637ps/638Nmを発揮するとのことですが、噂によればこの後更にチューニングが施されて1,000ps以上に到達しているとの情報も(あくまでも海外ニュースの噂情報)。

いずれにしても日本国内にて特別企画で生まれたワンオフモデルが、海を渡って海外にて走行しているのは何とも嬉しいことですが、そもそもどれぐらいの価格帯にて売却されたのか、どれぐらい価値のある一台なのか?も非常に気になるところです。

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Reference:CARSCOOPS