韓国メーカーの人気凄いな…ジェネシス新型GV80が発売前に1万件ほど予約受注済み。なおセダンタイプのG80は1,500件の予約も

2020-05-27

~例の社会問題でも関係なく攻めの姿勢を忘れないジェネシス/現代自動車~

ようやく日本でも緊急事態宣言解除が発表されましたが、その一方で例の社会問題にほとんど影響されずにひたすら在庫の積み上げと、自動車業界での販売台数を底上げしようとアクティブに活動している韓国自動車メーカー・現代自動車(ヒュンダイ)と上位ブランドのジェネシス。

しかもヒュンダイグループは、どこよりも早く工場再稼働を果たすことで、大幅な納期遅延を避け、常に高い品質を保ちながらも前向きな姿勢で販売を続けていますが、こういった姿勢が少しずつ評価されているのか、上位ブランドのジェネシスにおいても新型車の先行予約受注が増加しているそうです。


~ジェネシスブランドと言えどGV80/G80の価格帯は高価なはずだが~

ジェネシスCEOのマーク・デル・ロッソ氏によると、同社が発表したばかりとなる新型SUVのGV80と、新型セダンG80の予約が発売前であるにも関わらず、ぞれぞれ10,000件/1,500件に到達しているとのこと。

特にGV80は、ベントレー・ベンテイガ(Bentley Bentayga)のような雰囲気を持ちながらも、リーズナブルな価格帯にて購入できるというメリットがあり、韓国市場だけでなくアメリカ市場でも高い評価を受けているそうです。

競合モデルは最も強力なプレミアムミドルSUVたち

競合モデルには、ドイツ御三家であるBMW・X5やアウディQ7、メルセデスベンツGLEクラス、そしてレクサスRXが対象となりますが、先行予約数を見るだけでも、このクラスではかなり勢いのあるモデルであることが分かりますね。

パワートレインについては、排気量2.5L 直列4気筒エンジン+電気モーターを組み合わせたハイブリッドシステム(システム総出力300hp)と、排気量3.5L V型6気筒ターボチャージャーエンジン(最高出力370hp)の2種類がラインナップ。

トランスミッションは8速ATで、駆動方式は後輪駆動(FR)/四輪駆動(AWD)の何れかから選択が可能となっています。

G80もかなり期待のできる一台

G80は、”アスレチック・エレガンス”をテーマにしたデザインを採用しているそうで、更にジェネシスの商標でもある”クワッドランプ”をフロントやサイド、リヤに搭載し、ウィンカー点滅にも使用されるため、非常に目立ったデザインに仕上がっています。

あとは、同社のアイデンティティでもあるクレストグリルをダイナミックに採用しているところも大きな特徴となっています。

気になるパワートレインは、排気量2.5L 直列4気筒ターボチャージャーエンジン(最高出力375ps)と、排気量3.5L V型6気筒ツインターボエンジン(最高出力375ps)、更に特定の市場では排気量3.0L 6気筒ディーゼルターボエンジン(最高出力278ps)の3種類をラインアップする予定とのこと。

競合モデルとしては、トヨタ・アバロン(Toyota Avalon)」やレクサスES300hなどが対象になると思われます。

~納期対応も今のところは問題無し~

各モデルの気になる納期においては、例の社会問題による影響はほとんど受けていないため、2020年の夏頃には一気に生産をスタート→年内納車を可能とするとのことでなく、多くの在庫を持ってすぐに納期対応できるように準備を進めていけるとのこと。

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Reference:motor1.com