トヨタの新型CセグメントSUV”地方男子”の開発車両が遂に登場?!ヤリス・クロスとは異なる更に実用性を高めたシンプルスタイルか

2022-07-05

新型ヤリス・クロスよりも更にサイズアップする”地方男子”とは一体?

2020年8月31日に発表・発売予定となっているトヨタの新型BセグメントSUVヤリス・クロス(Toyota New Yaris Cross)ですが、これよりも上位モデルでC-HRと同じプラットフォームTNGA(GA-C)を採用するCセグメントSUV”地方男子”が登場するとの噂が浮上していますが、このモデルと思わしき開発車両が目撃されたとのこと。

自動車情報誌マガジンXさんによると、地方男子とはトヨタ社内呼称として呼ばれているそうで、C-HRのようなコンパクトなサイズ感を持つ3ナンバータイプのクロスオーバーとなり、しかし実用性や居住性も備えた充実したモデルになるそうです。

C-HRのように大径タイヤを装着したスポーティで走り重視のモデルではなく、かなり控えめなヴィジュアルでありながらも、AセグメントSUVモデルとして人気を誇る5ナンバーモデル・ライズ(RAIZE)の方向性に近いモデルになることが予想されています。


新型RAV4の弟分のようなオフロード系っぽいクロスオーバーになる?

そんな地方男子の開発車両が上のマガジンXさんのツイートとなりますが、ボディスタイルとしては少し武骨な印象を受け、オフロードモデルとして高い人気を得たRAV4の弟分として登場する可能性が高そうです。

パワートレインはレクサスUXと同じ2.0リッター直噴エンジン?

ただ、現時点ではどういったデザイン性を得て、どういったインテリアを採用するかまではわからないものの、パワートレインはレクサス「UX200」にも採用される排気量2.0L M20A型の直列4気筒直噴エンジンを搭載する可能性が高く、おそらくエンジン出力も174ps/最大トルク209Nmというスペックを持ち、燃費もWLTCモードで16.4km/L辺りを記録するのではないかと予想されます。

但し燃料の種類はレギュラーとなるかハイオクとなるかは不明ではあるものの、実用性を兼ね備えるのであればレギュラー仕様にしてくるのが妥当でしょうし、レクサスとも大きく差別化できると思います。

2020年はSUV祭りと言わんばかりにSUVを発表していくとトヨタ

現時点で、トヨタが日本市場にて販売するSUVモデルはライズ/C-HR/RAV4/ハリアー/ランドクルーザー・プラド/200系ランドクルーザーとなりますが、恐らく地方男子はC-HRとRAV4の中間的な立ち位置になると思われ、RAV4までのサイズ感を必要としない非常に使い勝手の良い一台になるのではないかと期待されます。

加えてマガジンXさんが予想するボディサイズは、全長4,410mm×全幅1,815mm×全高1,600mmとのことで、特に全幅は現行ハリアーよりも20mm狭くなるも、この辺りは都心にある立体駐車場に収まる(1,850mm以下)ことを想定したものだと考えられ、車内の居住空間に留まらず、こうした駐車場での使い勝手や取り回しの面で特化した一台になることが期待できそうです。

走りの質感やコンセプトがどういったものになるかはまだわからないものの、C-HRがシティ派クロスオーバーということであれば、地方男子はアウトドア派クロスオーバーなのかもしれません。

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