マイナーチェンジ版・トヨタ新型「C-HR GRスポーツ」見てきた!過激すぎるスポーツスタイル、コンパクトなのにボリューム感満載だ!
~ようやく新型「C-HR」を拝見することができた!~
10月18日にマイナーチェンジしたばかりとなるトヨタ新型クロスオーバー「C-HR」が発表・発売されましたが、これに合わせてハイパフォーマンススポーツモデル「C-HR GRスポーツ(Toyota C-HR GR SPORT)」も新たにラインナップされました。
そして今回、ようやく最上位グレードとなるGRスポーツ実車を拝見することができたので簡単に内外装インプレッションしていきたいと思います。
「C-HR GRスポーツ」では、排気量1.2L 直列4気筒ターボエンジンのガソリンタイプ(S-T)と、排気量1.8L 直列4気筒自然吸気エンジン+電気モータを組合わせたハイブリッドタイプ(S)の2種類をラインナップしますが、今回の展示車は後者のハイブリッド仕様となります。
▽▼▽ダイハツ新型「コペンGRスポーツ」のインプレッション記事はコチラ!▽▼▽
~その見た目は想像以上にダイナミックだった!~
早速新型「C-HR」を見ていきましょう。
フロントフェイスの迫力は相当なもので、ナンバープレートを固定する大口化されたアンダーグリルには、センターバーがメッキ仕様に仕上げられていますね。
写真では少しわかりにくいですが、実車で見てみると光沢具合はかなり高いもので、高級感があるというよりも「ド派手だなぁ」というのが正直な感想だったりします。
またボディカラーも膨張色となるホワイトパールクリスタルシャイン×ブラックの2トーン仕様となるため、コンパクトなボディなのにワイド感が伝わってくる過激なデザインとなっていますね。
フロントヘッドライトは、マイナーチェンジによりLEDデイタイムランニングライトが上部に移行し、更にウィンカーも流れるタイプのシーケンシャルから点滅へと謎の変更が施されています。デザインや形状はかなり美しい。
フロントフォグランプ周りの縦口ベゼルについては、これまで「プリウス/アクア」等のGR SPORTと同様のデザインに統一し、ピアノブラック用のアクセントを追加しています。
リヤデザインはこんな感じ。
リヤテールランプのハウジングは大きく変化していないものの、リヤウィンカーが点滅式から流れるタイプのシーケンシャルタイプへと変更されたものの、その流れる範囲はかなり狭いので、敢えてシーケンシャルにする必要もなかったのでは?というのが正直なところです。
発表・発売する前は、リヤテールランプが直結式のセンターストリップになる?との情報もありましたが、この辺りは特に変更もなく、新型「ヤリス(旧ヴィッツ)」と似たようなリヤデザインとなっていますね。
足もとのアルミホイールはこんな感じ。
19インチ(225/45R19タイヤ)の切削光輝+ブラック塗装/センターオーナメント付となりますが、これも中々にカッコいいですね。
オプションにて、19インチ(235/45R19タイヤ)のダークスパッタリング/センターオーナメント付となる更に引き締まりの強いアルミホイールも準備されています。
またブレーキキャリパもGR SPORT専用のホワイトペイントが施されていますが、これの完成度が想像以上に低くムラがあったのが非常に残念です。
~インテリアの作りはスポーツモデルといえど高品質~
続いてはインテリアを見ていきましょう。
内ドア部分はカーボンファイバ調とピアノブラック仕上げのオーナメントパネルが採用され高級感を演出。
こちらはGR SPORT専用スポーツシート。
最も体がフィットするポイントにはファブリックっぽいブランノーブと呼ばれるマテリアルが採用され、サイド部分には合成皮革を使用したバイマテリアルシートとなっていますね。
またホワイトのアクセントを加味したバイカラー仕様で、この組合わせとGRのエンボス加工は中々にグッドではないかと思いますね。
ちなみに実際にシートに座ってみると、フィット感やホールド感は非常に強く、しかしシートが分厚いので腰に負担がかからないのはグッド。シートは若干カタめでしたね。
長距離移動でも疲れなさそうな安心感がありますね。
こちらは運転席周り。
3スポーク式ステアリングの6時部分にはGRバッジのアクセントを追加していますね。
こちらはセンターコンソール。
シフトブーツ付となるシフトノブと電動パーキングブレーキも標準装備となっています。
こちらが今回のマイナーチェンジにより標準装備された8インチディスプレイオーディオ。
スマホと連携してグーグルマップやオーディオなどを視聴することができるツールとなりますが、CD/DVDはもちろん、ナビゲーションが装備されていないのが非常に残念ですね。