フルモデルチェンジ版BMW新型4シリーズ・クーペが発表直前に完全リーク!巨大”キドニー”グリルというよりも、別の”何かの”巨大グリル?
ここまで来たらリークというよりも発表を早めたことにしておきたい
いよいよ日本時間の2020年6月3日(水)午前1時に、BMWのフルモデルチェンジ版・新型4シリーズ・クーペ(BMW New 4 Series Coupe G22)が世界初公開されますが、やはり発表直前にプレスリリース予定となっていた画像が完全リークしています。
ここまで来るともはや隠す気力も無さそうなBMWですが、これまでリークされてきた画像の通り、フロントにはBMW史上最大クラスとなる超巨大キドニーグリルが採用されているのが確認できますね。
キドニーグリルではなく、グリル同士を紡ぐスピンドルにも見える?
ちなみに真正面から見てみるとこんな感じ。
それぞれのグリルが独立する感じではなく、左右同期型として採用されていますが、ここまで来ると”キドニーグリル”というBMW独自のアイデンティティではなく、レクサスのスピンドルグリルのようなグリル同士を紡ぐタイプの全く新しい巨大グリルのように見えますね。
それ以外のU字型タイプとなるLEDデイタイムランニングライトや、二眼タイプのLEDヘッドライト、更には大口化されたフロントインテークベゼルのデザインは上手くまとめられているため、全体的なバランスで見てみると「意外とそこまで悪くないんじゃない?」と思える程。
ただ、これはあくまでも欧州市場向けの細長いナンバープレートを装備した場合であって、日本市場向けのナンバープレートを装着した場合にどれだけ印象が異なるのかは気になるところですね。
リヤデザインやインテリアなどもチェックしていこう
リヤデザインはこんな感じ。
新型1シリーズ(New 1 Series)/2シリーズ(New 2 Series)と同じ曲線を描くようなL字型のシームレスなリヤテールライトを採用していますが、リヤバンパー含め非常に筋肉質でクーペらしくどっしりとした印象を受けますね。
あとはリヤロアバンパーとリヤディフューザーもスタイリッシュで、ここにエキゾーストフィニッシャーを上手くまとめてきたのは流石だと思います(全然安っぽく見えない)。
ちなみにプラットフォームは、新型3シリーズ同様にCLARを採用しているため、後輪側のフェンダーの張り出しもダイナミックに。
車高の低さも中々に際立ちますが、ホイールハウスの隙間も結構小さいですね。
インテリアはこんな感じ。
基本的には新型3シリーズからの流用といった感じですが、オーナメントパネルやシートデザインは新型4シリーズ用にいくつかラインナップされているそうです。
ボディカラーはカタログラインナップだけで全14色
ボディカラーも豊富にそろえていますね。
今回リークされたカタログを見る限りでは以下14色がラインナップされています。
・Alpine White
・Black Sapphire
・Mineral White
・Bluestone
・Artic Race Blue
・Portimao Blue
・Sunset Orange
・Sanremo Green
・Black Non-Metallic
・Brilliant White Metallic
・Dravite Grey
・Frozen Deep Grey
・Frozen Portimao Blue
・Tanzanite Blue
パワートレインは直4&直6のガソリンとディーゼルで全4種類
気になるパワートレインについてですが、こちらも新型3シリーズ同様に排気量2.0L 直列4気筒および排気量3.0L 直列6気筒のターボチャージャー付ガソリン&ディーゼルエンジンがラインナップされる予定で、ハイパフォーマンスグレードのM440i xDriveでは、排気量3.0L 直列6気筒ガソリンエンジン+48Vマイルドハイブリッドシステムを採用することにより、システム総出力374psを発揮するとのこと。
その他プラグインハイブリッドモデルや、ハードコアモデルとなるM4もラインナップされる予定ですが、これらについてはまた後日の発表になると思われます。
新型4シリーズ関連記事
Reference:CARSCOOPS