やっぱフェラーリは凄い!コ 〇 ナ禍でスーパーカーのオークション相場が下落するなか、エンツォ・フェラーリだけは約2.9億円にて高額落札へ

フェラーリはいつの時代も憧れのフェラーリ

昨今の諸事情による経済不況が続く中、各業界に打撃を与えるだけでなく、贅沢品として真っ先に売却の対象となってしまうのが腕時計やスーパーカー/スポーツカー。

特にスーパーカーの中古車・オークション相場の下落はかなり酷く、世界限定500台のみ販売されたマクラーレン・セナ(McLaren Senna)に至っては、新車価格約1.1億円に対して約9,000万円ほどにて落札されるような状態となっています。

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そんななか、2020年5月21日~5月29日に開催されたDriving into Summerイベントの一環でもあるオンラインオークションにて、世界限定399台+1台のみ販売されたエンツォ・フェラーリ(Enzo Ferrari)が、新車価格よりも3倍以上となる約2.8億円にて高額落札されていたことが明らかとなりました。


約18年が経過しても現代のスーパーカー以上のオーラを持つエンツォ・フェラーリ

しかも、この約2.8億円という落札価格は、コ 〇 ナ発生後に落札されたスーパーカーの中で最も高額な車両であるとのことで、このような状況下でも常に高い価値を維持し続けるのがフェラーリであり、ランボルギーニやマクラーレンでは実現することの難しいブランド力なのかもしれません。

ちなみに今回落札されたエンツォ・フェラーリは、走行距離が僅か2,012kmと非常に少ないコンディション抜群の個体で、今もなお色あせないエクストリームなデザインを持つ一台。

レッド系のロッソ・コルサにて塗装されたボディは非常に美しく、エンツォ・フェラーリは過去に何度か実車も拝見させていただきましたが、その存在感は現行のフェラーリのラインナップモデルを凌駕するほどに圧倒的だと思います。

車内のスパルタンさや、カーボンファイバオーナメントパネルをここぞとばかりに使用するところもフェラーリのスペチアーレモデルらしいところで、そのデザインも今もなお現代へと語り継がれています。

ちなみにインテリアカラーはレッドとブラックの2トーン仕様で、シートもカーボンフレームを採用したバケットタイプ。

過去にスーパーカーイベントにて、オーナー様のご厚意によりエンツォ・フェラーリの助手席に座らせていただきましたが、シートのホールド感はかなりハードで、それでいてサイドもかなりタイトに作られているので、ぶっちゃけ身動きが殆ど取れなかったのが印象的でしたね。

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Reference:CARSCOOPS