フルモデルチェンジ版・トヨタ新型ハリアーのインプレッション動画で気になるポイントを見ていこう。ちょっと残念に思える点も【動画有】
ようやく色々と見えてきた新型ハリアーの細かいところ
2020年6月17日に発表・発売されるトヨタのフルモデルチェンジ版・新型ハリアー(Toyota New Harrier)ですが、6月4日のインプレッション動画・画像公開解禁日とともに、Youtubeや各社自動車ニュースサイトでも続々と公開されています。
おそらく、新型ハリアーを検討されている方や先行予約を入れている方のほとんどがYoutubeなどでもチェックされているのではないかと思いますが、やはりインプレッション動画を見ていくと実車でしか気付けない部分も色々あって、「ちょっとコレ残念だなぁ」と思うところもあったり。
今回はそんな新型ハリアーの実車で見えてきた気になるポイントをいくつかピックアップしていきたいと思います。
なお今回参考にさせていただいてる動画はLOVECARS!TV!さんで、そのときの旬なクルマからスーパーカー等幅広いジャンルの車のインプレッション動画をお届けしています。
早速新型ハリアーの気になるポイントを見ていこう
まずは内ドア部分から見ていきましょう。
インプレッションしているのは中間のGグレードで、ブラウン&ブラックの合成皮革とファブリックのコンビシートとなっていますが、ブラウンの合成皮革トリムの質感は中々に高そうではあるものの、それよりも下の部分はハードプラスチックという組み合わせ。
この辺りはインプレッション動画が公開されるまではわからなかったのですが、こうして見ると上下で大きく質感が異なっているようにも見えますね。
もう少し下側を覗いてみるとこんな感じ。
上の赤丸部分にはカーテシーランプのようなものが確認できますね。
ただ、新型ハリアーのカーテシーランプは宙飛(チュウヒ、鷹マーク)ではなく、TOYOTAエンブレムのマークを採用しているので、この辺りはもう少しこだわってほしかったところ。
個人的にはTOYOTAマークのカーテシーを標準装備するぐらいなら外してもらった方が良いと思うぐらいなので、それぐらいもう少し宙飛を特別にしてほしかったと思ったり。
そしてこちらはスカッフプレート。
エントリーグレードSや中間グレードGでは、”HARRIER”の部分はシンプルなメタル仕上げになっているのですが、Zグレード以上ではアンビエントライトが点灯するようになっていますね。
この点はレクサスだとメーカーオープション扱いになってしまうことがほとんどなので、上手く差別化を図ったのではないかと思います(しかもレクサスの場合は”LEXUS”の社名スカッフプレートなので、”HARRIER”と車種名スカッフプレートにしたのは流石)。
あとはフロアマットに宙飛(チュウヒ)のワンポイントプレートを貼付していますが、これは様々な意見がありそう…個人的には特別感があって十分だと思います。
あとはアクセルペダルが吊り下げ式ではなくオルガン式に見えますが、厳密にはオルガン”風”のペダルを装備していて、構造上は吊り下げ式を採用しているのがわかりますね。
この点は新型RAV4でも採用されていたと記憶しています。
そしてこちらはGグレードとZグレードにて設定可能なグレーの合成皮革+ファブリックのコンビシート。
グレーの合成皮革トリムにて仕上げられて内ドアも中々に美しく、オーナメントパネルもウッド調(色を落ち着かせたバンブー風)を意識してなのか重々しくない印象を受けますね。
こちらはセンターシフト周り。
この角度から見るグレーとウッド調パネルの組み合わせは中々に良いですね。
あと、”シレッ”と映っている助手席側のフロアマットですが、さりげなく宙飛のアクセントが入っています。
こちらはシート周り。
ブラックとは異なる落ち着いた雰囲気で、河口まなぶ 氏も申している通り輸入車っぽい雰囲気があります。
あとはシートの汚れや色移り、ヘタリなどがどうなるのかが気になるところです。
そしてこちらがセンターコンソールのドリンクホルダー(動画ではZグレードだったりGグレードだったり、Z”Leather Package”だったりと画面が切り替わるので何かと忙しい)。
ドリンクのサイズや高さによって、高さ調整が可能なプラスチックプレートが設けられていますが、これは結構有難いポイントですね。
もし必要ないのであれば、センターアームレスト内のトレーに収納できるので、ペットボトルや大きなラージやグランデサイズ以上のカップを置きたい場合は収納しておいても良いかもしれません。
こちらのトレイの枠に嵌める感じ(多分)。
その下には色々なものを入れておけるコンソールボックスも確保されていて、12Vプラグも装備。
こちらはセンターコンソールに設けられたシートヒーター&シートベンチレーション。
それぞれ3段階調整が可能とのことですが、なぜかシートベンチレーションのマークだけで、シートヒーターのマークが無いのが気になるところ。
ちなみに注意書きには※Z”Leather Package”で内装はブラウン(合成皮革+ファブリック)ですと記載されていますが、正しくはブラウン(本革)ではないかと思います。
最後はセンターシフトノブよりも奥にあるUSBチャージャーやワイヤレスチャージャー。
かなり奥にあるのか、手が届きにくくUSBも差しにくそう。
この辺りはマイナーチェンジのタイミングで改良できそうなポイントかもしれませんね。
【トヨタ新型ハリアー(プロトタイプ)を一番乗りで内装外装、徹底的にチェック!/TOYOTA HARRIER WalkAround】