トヨタ新型ヤリス・クロスの最新情報公開!標準装備内容やメーカーオプション、安全装備などもチェックしていこう
新型ハリアーに続く新世代BセグメントSUVのヤリス・クロスは魅力いっぱい!
2020年8月31日に発表・発売スタート予定となっているトヨタ新型ヤリス・クロス(Toyota New Yaris Cross)ですが、先日いつもお世話になっているトヨタディーラーに取材させていただき、どこよりも早くグレード構成やボディカラー、燃費などの情報をお伝えしてきました。
今回は、もう少し細かい標準装備内容やメーカーオプション、グレード毎による装備内容、更に安全装備といったところを公開したいと思います。
新型ヤリス・クロスの情報は結構ボリュームがあるので、今後いくつかに分けてご紹介していけたらと思います。
新型ヤリス・クロスを検討されている方は、是非とも参考にしていただけたらと思います。
①:新型ヤリス・クロスのグレード構成
まずは前回のブログでもお伝えした通り、新型ヤリス・クロスのグレードラインナップを見ていきましょう。
新型ヤリス・クロスでは大きく3グレードがラインナップされますが、ガソリンモデルのみX”Bパッケージ”が追加設定されるものの、フリート向けなのでほとんど装備されていません。
気になるグレード一覧は以下の通り。
【新型ヤリス・クロスグレード一覧】
[ガソリン&ハイブリッド]
・X”Bパッケージ”(ガソリンのみ2WD/4WD)
・X(2WD/4WD or E-Four)
・G(2WD/4WD or E-Four)
・Z(2WD/4WD or E-Four)
新型ヤリス・クロスのグレード構成は上の通りとなっています。
基本的には、排気量1.5L 直列3気筒直噴ガソリンエンジンと同エンジン+ハイブリッドシステムは全く同じグレード構成となっています。
なお各グレードの立ち位置としては、最もベーシックなX”Bパッケージ”はガソリンモデルの社用車や法人車用、エントリーグレードXが新型ライズ(RAIZE)に相当するレベルの装備内容、中間グレードGがホンダ・ヴェゼル(Honda Vezel)を対抗、そして上位グレードZがダウンサイザー用としたラグジュアリー仕様とのことです。
②:エクステリア(グレード毎の装備内容)
ヘッドライト
まずは外観についてですが、上の画像にもある通り、足元には18インチアルミホイールを装着していることから上位グレードのZであることがわかりますが、実はLEDヘッドライトを装備できるのは上位グレードZのみで、中間グレードG/エントリーグレードXはハロゲンヘッドライトが標準装備となっています。
※グレードG/XにはLEDヘッドライトのメーカーオプション設定有り(メーカーオプションで設定できないと記載しましたが、完全に見落としでした…申し訳ございません)
ホイールサイズ
ホイールサイズについても、Xグレードは16インチの樹脂キャップ付き鉄チンホイール(205/60 16インチ)で、Gグレードは16インチアルミホイール(205/630 16インチ)、Zグレードは18インチアルミホイール(215/60 16インチ)と、17インチを装着しないという謎仕様になっています。
ただ、Xグレードはメーカーオプションにて16インチアルミホイールが装着でき、Gグレードもメーカーオプションにて18インチアルミホイールを装着することが可能なので、この辺りは価格帯や予算を見ながら決めていきたいところですね。
フロント・リヤウィンカーの点滅位置はどこ?
フロントウィンカーについてですが、これは上の赤矢印の縦型部分が点滅するとのことなので、残念ながら新型ライズ(New RAIZE)のようにシーケンシャルは対応しない模様。
ちなみにリヤテールは、上の青丸の部分がターンシグナルするかたちで点滅するとのことで、どうやら流れるタイプのシーケンシャルではなさそうです。
ルーフレール
その他のエクステリアの装備面については、ルーフレールがグレードG/Zにてメーカーオプションになるとのことなので、アウトドア系を重視している人は重宝されるかもしれません。
リヤトランクドア
個人的にこれはかなり注目していたのですが、上位グレードZでは、電動パワーテールゲートが採用され、更にキックバック式でオープンする機能や、ワンスイッチタイプのクローズ機能&予約クローズスイッチも採用されているとのこと。
これは上位グレードならではの特別且つ差別化された機能ではないかと思いますね。
ボディカラー・ラインナップ
そして新型ヤリス・クロスのボディカラー一覧を見ていきましょう。
モノトーン8色・2トーン7色の全15色で、かなり充実したカラーラインナップとなっていますが、その中で今回のイメージカラーを含む2色が新開発色として登場しています。
【新型ヤリス・クロスのボディカラー一覧】
[モノトーン]
・(新開発色)ブラスゴールドメタリック
・(新開発色)シルバーメタリック
・ホワイトパールクリスタルシャイン(有料色)
・ブラック
・センシュアルレッドマイカ(有料色)
・ベージュ
・グレーイッシュブルー
・ダークブルーマイカ[2トーン(グレードG&Zのみ)]
・(ボディ)ブラスゴールドメタリック×(ルーフ)ブラックマイカ(有料色)
・(ボディ)シルバーメタリック×(ルーフ)ブラックマイカ(有料色)
・(ボディ)ホワイトパールクリスタルシャイン×(ルーフ)ブラックマイカ(有料色)
・(ボディ)ベージュ×(ルーフ)ブラックマイカ(有料色)
・(ボディ)グレーイッシュブルー×(ルーフ)ブラックマイカ(有料色)
・(ボディ)センシュアルレッドマイカマイカ×(ルーフ)ブラックマイカ(有料色)
・(ボディ)ブラックマイカ×(ルーフ)ブラスゴールドメタリック(有料色)
③:インテリア(グレード毎の装備内容)
続いてインテリアなのですが、新型ヤリス・クロスでは全車標準装備にて電動パーキングブレーキ&オートブレーキホールドが設定されるので、この辺りは新型ヤリス(New Yaris)と大きく異なるポイントではないかと思います。
シート素材とカラーについて
シート素材についてですが、各グレードにて設定されるシート素材とカラーは以下の通り。
Xグレード:ファブリック(ブラックのみ)
Gグレード:ファブリック(ブラックのみ)
Zグレード:合成皮革&ハイグレードファブリック(ダークブラウン)
あとはコンパクトSUVとしては非常に珍しいのですが、上位グレードZのみに運転席・電動6Wayパワーシート(ポジションメモリー無し)が標準装備されます。
これは上位モデルのC-HRでも設定されていない装備なので、大きく差別化が図られているのではないかと思いますね。
その他シートオプションやメーター関係など
このほかにも、上位グレードZのみシートヒーターが標準装備され、ステアリングヒーターがメーカーオプション扱いとなり、中間グレードGでは、ステアリングヒーターとシートヒーターがメーカーオプションという扱いになります(Xは設定不可)。
運転席側のコックピットについてですが、エントリーグレードXと中間グレードGにおいては新型ヤリス同様に4.2インチのインフォテイメントシステムが設定され、両サイドに丸形のメーター類が設けられますが、上位グレードZについては7インチのTFTマルチカラーインフォテイメントシステムが標準装備となり、速度メーター系もフルデジタルになります。
ディスプレイオーディオ(DA)
そして気になるセンターディスプレイ関係についてですが、これはディスプレイオーディオ(DA)が標準装備となり、グレードXが7インチ、グレードZ/Gが8インチを装備。
このほかにも、CD/DVDデッキやナビキット、TVキットももちろんディーラーオプションにて準備され、USB接続やBluetooth、Apple CarPlay/Android Autoも標準装備されています。
後席の可倒式やアームレストについて
あとインテリアで気になったものといえば、グレードG/Zにて4:2:4の後席分割可倒式が標準装備されているとのことで、上の赤丸の通り、後席に人を乗せながらも中央シートを前に倒すことで長尺物が置けるという便利機能も備わっています(但しXグレードは6:4分割可倒式)。
そして運転席側のセンターアームレストについては、全グレード共通にて装備されておらず、ディーラーオプションにて対応しているそうです(クルクル格納できるチープなアレ)。
走行モードやアクセサリーコンセント
続いて運転モードについては、新型RAV4にも設定されているマルチテレインセレクトが標準装備され、「MUD&SAND/NORMAL/ROCK&DIRT」といった、その地形に合わせた走りが3種類から可能になります。
あとはSNOWモードも標準装備されているので、雪道を走行する際には重宝されるのではないかと思います。
あとは災害時や停電時にも役立つアクセサリーコンセント(100V/1,500W)が、ハイブリッドグレードのみメーカーオプションにて準備されているので、こういった装備は重宝したいところです。
④:安全装備(Toyota Safety Sense)
最後の安全装備についてですが、Toyota Safety Sense2.0が標準装備されることに加え、更に新しい安全装備も追加されるます(以下はあくまでも一部なので、今後更に細かい情報を展開していきたいと思います)。
・レーンキープコントロール(スマートアシスト)
・車線逸脱抑制制御機能/車線逸脱警報機能
・アダプティブクルーズコントロール
・アダプティブハイビーム(Zグレードのみメーカーオプション)
・インテリジェンスクリアランスソナー
・パノラミックビューモニター(PVM)
・自動駐車機能(ハイブリッド車&PVMのメーカーオプション)
・ブラインドスポットモニター
・低速時加速抑制機能(アクセル制御)
・交差点右折時歩行者&車両用検知システム
・衝突予想検知ハンドル制御
・セカンダリー子リジョンブレーキ
・プリクラッシュセーフティシステム
・標識認識機能(進入禁止)
・歩行者検知式自動車ブレーキ[昼/夜間]
以上が新型ヤリス・クロスの概要となりますが、概要でこれだけ魅力あふれる内容になっているので、更に詳細な情報を展開するとなると、相当なボリュームになってしまいますが、今後細かい情報も当ブログにて公開していきますので、気になる方は是非とも参考にしていただけたらと思います。