名門チューナーがアウディ新型RS4アバントを過激カスタム。硬派なスポーツモデルから極悪仕様へイメチェンし、0-100km/h加速時間も0.55秒も短縮へ【動画有】

あの硬派なアウディをここまで過激仕上げるのはABT Sportlineぐらい?

これまで数多くのアウディのラインナップモデルを過激カスタムしてきた名門チューナー・ABT Sportline(アプト・スポーツライン)が、ハイパフォーマンスモデルRS4アバント(Audi RS4 Avant)をベースにした過激カスタムモデルを公開しています。

おそらくステーションワゴンクラスでもトップクラスのバランス性能を誇る今回のカスタムモデルですが、アウディらしい硬派なスポーツスタイルから一転して、一気に極悪感漂うブラック+アクセントへと変更されています。


見た目だけでなく、エンジンやパフォーマンスも大幅強化へ

競合モデルにはメルセデスベンツAMG C63エステート(Mercedes-Benz AMG C63 Estate)などが挙げられてますが、恐らくこのモデルを圧倒する程のエンジンパフォーマンスを持ち、更にはダイナミック感漂う21インチ大口径アルミホイール、スポーティさを表現する両サイド2本出しのクワッドエキゾーストパイプをインストールしています。

気になるパワートレインについてですが、排気量2.9L V型6気筒ツインターボエンジンはそのままに、ECUセットアップなどにより最高出力444hp→523hp/最大トルク600Nm→680Nmへと大幅に向上しています。

これによる直線性のパフォーマンスについては、0-100km/hの加速時間が4.1秒→3.55秒へと0.55秒も短縮され、そのスペックはスーパーカー並みの領域となっていますね。

ステーションワゴンクラスで、これだけのスペックを誇るモデルは中々存在しないのではないか?と思いますが、もともとハイパフォーマンス志向のステーションワゴンモデルが少ないということもあって、その中での存在感が更に際立っているのがRS4アバントなのかもしれず、そういったニッチな隙間を容赦なく埋めてくるABT Sportlineも流石だと思います。

【NEW! 530HP 2021 AUDI RS4 AVANT ABT – MURDERED OUT BEAST – BETTER THAN AN RS6?】

ABTは更に過激なカスタムモデルを発表済み

ちなみにABT Sportlineといえば、以前ハイパフォーマンスのRS7スポーツバック(RS7 Sportback)をベースにした過激カスタムモデルRS7-Rを公開し大きな話題を呼びましたね。

外観からして明らかに普通のデザインではなく、まるでトロン風の近未来的なデザインが特徴的であり、パワートレインも排気量4.0L V型8気筒ツインターボエンジンはそのままに、最高出力591hp→730hp/最大トルク800Nm→920Nmへと大幅にチューンアップ。

スペックだけを見れば、フェラーリ・488ピスタ/F8トリブートやマクラーレン720Sを圧倒するレベルで、相変わらずこういった過激路線でも一線を画すのもABT Sportlineの大きな強みだと思います。

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