1台ぐらい譲ってくれ…UAEドバイのスクラップヤードにはフェラーリやランボルギーニ、ロールスロイス等の高級車がずらりと並んでいるようだ【動画有】

2022-07-07

スクラップヤードに高級車ばかりが立ち並ぶのはドバイだけだと思う

過去これまで、数多くのスーパーカー/ハイパーカーといった希少なモデルをご紹介してきた女性ユーチューバーのスーパーカーブロンディ(SupercarBlondie)さんが、自身の住むアラブ首長国連邦(UAE)ドバイのスクラップヤードの現状をご紹介。

スクラップヤードは、別の言い方をすればスクラップ置き場になるのですが、厳密には全て廃車となるわけではなく、修復・復元が可能なものを取り扱っているリサイクルショップのようなところ。

ただ、UAEドバイにてスクラップ扱いとなっている車両の多くがラグジュアリーカーやスーパーカー、スポーツカーといった超高額モデルばかりが置かれているとのことで、かなり貴重ともいえる映像をスーパーカーブロンディさんが公開しています。


ドバイのスクラップヤードは見渡す限り「宝の山」

なおスーパーカーブロンディさんの説明によれば、スクラップヤードに置かれているモデルは、すべてが事故車や故障車だけでなく、中には「毎月の支払いが厳しくなったため」にスーパーカー達が没収されてスクラップヤードへと流されることもあるのだそう。

確かに、上の画像にもある通りボロボロになったスーパーカー/スポーツカーが並んでいるだけでなく、全くキズや凹み等の無い乗用車なども置かれているため、そういった意味でスクラップヤードは色々な事情により手放されたモデルが多いことがわかります。

ただ、それでもランボルギーニ・ウラカン(Lamborghini Huracan)やフェラーリ・カリフォルニア(Ferrari California)、メルセデスベンツGクラス(Mercedes-Benz G-Class)といった超高額モデル達もズラッと並んでいるのを見ると、「ここで長期間放置されるのであれば、一台ぐらい譲ってくれても良いのでは?」と思ったりもしますね。

なかには衝撃的な事故被害を受けた高級車たちも

なかには何ともややこしそうな事故に巻き込まれたであろうAMG G63も。

ルーフやピラー部分が曲がってしまい、まるでピサの斜塔のような形状になっていますが、どうやらこれを運転していたドライバーは意識不明の重体だったそうです。

エンジンなどは問題ないとのことで、まだ再利用は可能だそうですが、修理費用だけでも高級車1台が購入できそうな気もしますね。

そしてこちらはメルセデスベンツAMG GT。

こちらは特に大きな事故を起こしたようには見えませんが、よ~く見てみると左前輪の足回りが損傷しているのが確認できますね。

こちらは何とも希少なフェラーリ612スカリエッティ(612 Scaglietti)。

何と助手席には約15,000円相当の現金が置かれていて、おまけにエンジンや足回り、ボディなども問題のない極上の一台なのですが、なぜこのモデルがスクラップヤードに置かれているのかは不明。

普通に盗難されておかしくない一台だと思います。

マセラティも大分汚れていますが、洗車などすれば普通に使えそうなのですが…

こちらはロールスロイス・レイス(Rolls-Royce Wraith)。

フロントフードからルーフにかけて損傷しているがわかりますが、コチラも修理すれば問題なく自走できるそう。

いずれの個体も、普通に再利用できるモデルばかりで修理費用などは大きくかさばるかもしれませんが、もしかすると普通に転売できるものもあるかもしれませんし、改めてUAEドバイという国は色々とぶっ飛んだ国であることを再認識させてくれる動画だと思います。

【Abandoned Supercars in Dubai!】

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