遂に来た!フルモデルチェンジ版・日産の新型リーフ (ZE2型)のテストカーが日本国内で初スパイショット!更に下位グレードのインテリアも公開
カモフラージュ一切無しのフルヌード状態でスパイショットされた新型リーフのテストカーは初めて!
2025年6月17日に世界初公開された、日産のフルモデルチェンジ版・新型リーフ (Nissan New Leaf, ZE2)。
既に欧州やアメリカでは、ボディ全体にカモフラージュラッピングによって擬装された開発車両が何度かスパイショットされていますが、遂に日本では「カモフラージュラッピングされていない、フルヌード状態の開発車両」がスパイショットされています。
おそらく日本では初スパイショットとなるであろう新型リーフのテストカーですが、ボディカラーやグレードなどはどうなっているのかチェックしていきましょう。
オールブラックの最上位グレードと思わしき開発車両

こちらが今回、神奈川県厚木市の小田急線の本厚木駅前にある交差点にてスパイショットされた新型リーフの開発車両。
※X ID:@manamo_rj1様より引用
上の画像でも確認できる通り、開発車両特有のカモフラージュラッピングによる偽装は一切なく、リアテールゲートの”LEAF”や”NISSAN”バッジも一切隠す気無し。
ボディカラーはダイヤモンドブラックで、足もとには19インチのマルチスポークタイプとなる大口径タイヤアルミホイールを装着し、リアテールランプも”Ⅱ三(ニッサン)”意匠であることから、必然的に上位グレードB7である可能性が高そうですね。
ただ上の画像にもある通り、新型リーフは現行ZE1同様に四輪駆動[e-4ORCE]の設定が無いために”e-4ORCE”のバッジは貼付されておらず、基本的には前輪駆動[FWD]のみのラインナップとなるのは、ピュアEVクロスオーバーで兄貴分のアリア (Ariya)と差別化されたところだと思います。
画角によるものなのか、とにかく大きく見える新型リーフ
今回のスパイショット画像で一番気になったのは、そのボリューム感のあるボディ。
今回のフルモデルチェンジにより、リフトアップしたようなクロスオーバースタイルへと変化したわけですが、ボディサイズが肥大化したわけではなく、おそらくはスタイリングや画角の関係で「大きく見えるだけ」なのかもしれません。
っというのも、今回のZE2型と現行ZE1型のボディサイズを見比べてみると、
新型ZE2型(日本仕様)のボディサイズ:全長4,360mm×全幅1,810mm×全高1,550mm、ホイールベース2,690mm
現行ZE1型のボディサイズ:全長4,480mm×全幅1,790mm×全高1,560mm、ホイールベース2,700mm
以上の通り、実は新型と比較すると全長-120mm/全幅+20mm/全高-10mm/ホイールベースー10mmと、全長とホイールベースが短く、全高は低くなっているんですね。
こうして数字だけで見ると、意外にも新型リーフってコンパクトになったのね…思う一方で、画像で見ると大きく見える点は、日産のデザイナーが工夫したポイントなのかもしれません。
ようやく新型リーフの下位グレードのインテリアも公開
そしてここからは、新型リーフの下位グレードと思われるインテリアを見ていきましょう(km77.comより引用)。
大きく異なるポイントとしては、運転席のメーター及びセンターナビゲーションディスプレイが何れも12.3インチで、ステアリングホイール上のスイッチ類が物理スイッチになっていること。
実は新型リーフの下位グレードのインテリアが公開されたのは最近で、2025年6月17日のワールドプレミアのタイミングでは全く公開されていなかったんですね。
下位グレードは明確に物理スイッチであることがわかる
メーターやナビゲーションディスプレイの大きさの違いは分かりづらいものの、ステアリングスイッチは明確に物理スイッチであることが確認できます。
上位グレードは使い勝手が悪いそうな静電容量タッチ式に見える
ちなみにこちらが、上位グレードのコックピット周り。
画像でもお分かりの通り、ステアリングスイッチは物理スイッチではなく、おそらくは静電容量タッチ式だと思われ、加えてピアノブラックなので指紋がかなり目立ちそうですね。