スズキ・ラパンにBMW・3シリーズ(E30)のフロントバンパーを移植してみた。スマイルバンパー並みに不気味になってしまった件
世の中には色々なカスタムモデルが存在するから面白い
スズキのハッチバック型軽自動車となるラパン(Suzuki Lapin)をベースに、フロントマスクをBMWの3シリーズ(E30)に移植した何とも不気味なカスタムモデルが登場。
神奈川県にて目撃されている今回のカスタムモデルですが、ホンダのピュアEVモデル・Honda eのようなキュートな顔つきが特徴でありながら、まさかここまでダイナミックにE30型のフロントバンパーを移植してくるとは…(ちょっとスマイルバンパーを思い出させる不気味さ)
っというか「軽自動車のフロントバンパーによく装着できたなぁ…」というのが正直な感想で、BMWの象徴ともいえるコンパクトなキドニーグリルと、丸形4灯式ヘッドライトを装着することで、より一層BMW感を演出しています。
すでにお気づきの方も多いかと思いますが、BMW以外にもランチア・デルタ・インテグラーレを想起させるようなフロントフェイスを持つものの、別の角度から見てみると、足元のアルミホイールのセンターキャップやフロントバンパーには”BMW”のエンブレムが貼付されているのが確認でき、この個体を所有するオーナーはBMWへの愛情が相当に強いのかもしれませんね。
映画「カーズ」にて話題となったスマイルバンパーが日本にも!
ちなみにこちらは、インスタグラムやツイッター、Facebook等で大きな話題となっている「スマイルバンパー」。
中国が1,000円程でトヨタ・プリウスやダッジ・ダート等、幅広い車種に対してカスタムバンパーを製作していたことを記憶していますが、過去にはスズキの軽自動車・ツイン専用のスマイルバンパーが販売されていました。
スズキ・ツインは、2003年から2005年まで販売された2ドアファストバックセダンと呼ばれるコンパクト軽自動車で、意外にも珍しい軽自動車初の4速ATハイブリッド車両(燃費は34.4km/L)。
そのコンパクト且つ実用性の高い個体は大きな注目を得ていましたが、非常に高価(当時150万円程)で全く売れず2005年2月に販売中止に。
また、一般車の方も販売不振が続いてしまったことから同年6月末を以って生産が終了し、9月末で販売終了となりました。
しかしながら、その愛くるしい表情からハイブリッドではなくガソリン車両はそこそこの台数を売上げており、今現在でも通勤等で使用する車両として多く見かけるほど。
そんな販売終了となったスズキ・ツインのために作られたのが、謎の注目アイテムとなる「スマイルバンパー」ですが、このパーツは298,000円にて販売中。
まるでプロジェクトカーズに登場しそうな表情を持つこちらのバンパーですが、いざツインのフロントバンパーへと移植してみると、これがまた不気味なこと(恐らくヘッドライトの影響もある)。
何やら企みのある表情(スマイル?)をしていますが、この不気味なスマイルバンパーが大きな注目を受けており、注文もそこそこに多いのだとか。
今後、東京オートサロンや大阪オートメッセ、更には海外のモーターショーでも登場しそうなこちらのスマイルバンパー。
一度生で見てみたいところですが、この車で後方から近づいて来られたらちょっと怖くて、思わずハザードを出してしまいそうですし、別の意味であおり運転を受けてしまいそうな一台ですね。
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Reference:CARSCOOPS