スズキ・ワゴンR／スペーシア／アルト／ハスラー／日産・モコなど約160万台の大量リコール！エンジン制御不能でエンスト恐れアリ
アルトやワゴンR、スペーシア等の主要モデルが最悪の場合エンストする恐れも
スズキの主要モデルとなるアルト／ワゴンR／MRワゴン／スペーシア／ハスラー／日産・モコ／マツダ・キャロル等の全10車種・計969,800台に大量リコール。
リコール内容としては、エネチャージ仕様車のクランクプーリボルトにおいて、ねじ谷底の形状が不適切なため、耐久性が不足しているものがあるとのこと。
そのため、締付け軸力が低い場合にクランクプーリボルトが折損してガタが生じ、クランクシャフト位相角度を正しく検出できず、適切なエンジン制御ができなくなりエンストに至るおそれがあるとしてリコールを届け出ています。
対象モデルをしっかりとチェックしていこう！
なお、気になる対象モデルは以下の通り。
これによる事故は発生していないものの、既に不具合件数が344件発生しており、市場の情報により明らかになっています。
【リコール対象モデル一覧】
[対象型式／対象車台番号／製作期間／対象者台数][アルト]
・DBA-HA35S／HA35S-140001～HA35S-212387／平成 25 年 2 月 20 日～平成 26 年 12 月 2 日／70,665台[ワゴンR]
・DBA-MH34S／MH34S-100077～MH34S-210531／平成 24 年 8 月 21 日～平成 25 年 7 月 2 日／105,254台・DBA-MH34S／MH34S-215001～MH34S-358785／平成 25 年 7 月 1 日～平成 26 年 8 月 4 日／126,178台
・DBA-MH34S／MH34S-365002～MH34S-428051／平成 26 年 8 月 1 日～平成 27 年 8 月 3 日／49,763台
・DBA-MH34S／MH34S-500001～MH34S-529253／平成 27 年 7 月 31 日～平成 28 年 2 月 3 日／28,975台
・DBA-MH34S／MH34S-700022～MH34S-739129／平成 24 年 8 月 29 日～平成 25 年 7 月 1 日／38,665台
・DBA-MH34S／MH34S-745001～MH34S-768421／平成 25 年 7 月 1 日～平成 26 年 7 月 31 日／23,183台
・DBA-MH34S／MH34S-900047～MH34S-927300／平成 24 年 8 月 29 日～平成 25 年 7 月 2 日／26,985台
・DBA-MH34S／MH34S-935001～MH34S-950061／平成 25 年 7 月 1 日～平成 26 年 8 月 1 日／14,904台
・DBA-MH34S／MH34S-955001～MH34S-962949／平成 26 年 8 月 1 日～平成 27 年 8 月 3 日／7,894台
[MRワゴン]
・DBA-MF33S／MF33S-240001～MF33S-241485／平成 25 年 7 月 1 日～平成 27 年 1 月 30 日／1,480台・DBA-MF33S／MF33S-420001～MF33S-432826／平成 25 年 7 月 1 日～平成 27 年 2 月 2 日／12,726台
・DBA-MF33S／MF33S-640001～MF33S-654336／平成 25 年 7 月 1 日～平成 27 年 2 月 2 日／14,171台
[スペーシア]
・DBA-MK32S／MK32S-100077～MK32S-253675／平成 25 年 2 月 20 日～平成 27 年 4 月 28 日／89,290台・DBA-MK32S／MK32S-460048～MK32S-474006／平成 25 年 2 月 20 日～平成 27 年 4 月 28 日／11,187台
・DBA-MK32S／MK32S-500016～MK32S-564297／平成 25 年 5 月 31 日～平成 27 年 5 月 6 日／35,378台
・DBA-MK32S／MK32S-830032～MK32S-865637／平成 25 年 5 月 31 日～平成 27 年 4 月 28 日／26,009台
[ハスラー]
・DBA-MR31S／MR31S-200659～MR31S-300110／平成 25 年 12 月 26 日～平成 27 年 5 月 11 日／92,566台・DBA-MR31S／MR31S-800706～MR31S-848030／平成 25 年 12 月 26 日～平成 27 年 11 月 20 日／46,984台
[日産・モコ]
・DBA-MG33S／MG33S-240001～MG33S-241802／平成 25 年 10 月 1 日～平成 26 年 11 月 28 日／1,802台・DBA-MG33S／MG33S-420001～MG33S-435357／平成 25 年 10 月 1 日～平成 27 年 2 月 2 日／15,357台
・DBA-MG33S／MG33S-640001～MG33S-687658／平成 25 年 7 月 1 日～平成 27 年 2 月 3 日／47,651台
[マツダ・キャロル]
・DBA-HB35S／HB35S-102001～HB35S-113501／平成 25 年 2 月 20 日～平成 26 年 12 月 1 日／11,501台[マツダ・フレア]
・DBA-MJ34S／MJ34S-100009～MJ34S-110825／平成 24 年 10 月 1 日～平成 25 年 7 月 1 日／10,409台・DBA-MJ34S／MJ34S-215002～MJ34S-227120／平成 25 年 7 月 1 日～平成 26 年 8 月 1 日／11,306台
・DBA-MJ34S／MJ34S-365001～MJ34S-370519／平成 26 年 8 月 1 日～平成 27 年 7 月 30 日／5,099台
・DBA-MJ34S／MJ34S-500001～MJ34S-500937／平成 27 年 7 月 31 日～平成 28 年 2 月 3 日／934台
・DBA-MJ34S／MJ34S-700002～MJ34S-704017／平成 24 年 10 月 1 日～平成 25 年 6 月 28 日／4,016台
・DBA-MJ34S／MJ34S-745001～MJ34S-748803／平成 25 年 7 月 1 日～平成 26 年 7 月 31 日／3,803台
・DBA-MJ34S／MJ34S-900008～MJ34S-901842／平成 24 年 10 月 1 日～平成 25 年 6 月 28 日／1,835台
・DBA-MJ34S／MJ34S-935001～MJ34S-936080／平成 25 年 7 月 1 日～平成 26 年 7 月 30 日／1,077台
・DBA-MJ34S／MJ34S-955001～MJ34S-955542／平成 26 年 8 月 4 日～平成 27 年 6 月 30 日／542台
[マツダ・フレアワゴン]
・DBA-MM32S／MM32S-100002～MM32S-122361／平成 25 年 4 月 1 日～平成 27 年 4 月 28 日／12,987台・DBA-MJ34S／MM32S-500001～MM32S-504718／平成 25 年 7 月 1 日～平成 27 年 4 月 28 日／2,866台
・DBA-MJ34S／MM32S-830002～MM32S-833383／平成 25 年 7 月 1 日～平成 27 年 4 月 28 日／2,154台
[マツダ・フレアクロスオーバー]
・DBA-MS31S／MS31S-200002～MS31S-210285／平成 26 年 1 月 6 日～平成 27 年 4 月 28 日／10,279台・DBA-MS31S／MS31S-800003～MS31S-803933／平成 26 年 2 月 3 日～平成 27 年 11 月 19 日／3,925台
改善措置しては、全車両、クランクプーリボルトを良品に交換し、またプーリ等に損傷がある場合には、損傷のある部品を新品に交換したうえで、クランクプーリボルトを良品に交換するリコール作業を実施するとのことです。
もう一つ届け出されているスズキ・日産・マツダのリコール内容は、以下の次のページにてチェック！