これ本当に韓国車?起亜(KIA)オプティマの後継モデル・新型K5を世界初公開。シャープで独特過ぎるライトを備えてアメリカ市場へ殴り込みだ

新型K5の内外装をインプレッションしていこう

①:フロントデザイン

早速新型K5の内外装をチェックしていきましょう。

まずはフロントフェイスですが、かなり大胆で起亜の新しい方向性を定めたフロントマスクを採用し、BMWのキドニーグリルに酷似していると言われたタイガーノーズグリルを更にシャープに仕上げています。

フロントヘッドライト形状もかなり独特で、LEDヘッドライトを標準装備し、更に独特な形状を持つ”ハートビート”と呼ばれるLEDデイタイムランニングライトがボンネットへと広く伸びることで、K5の個性を大きく引き立てていますね。

別の角度から見てみるとこんな感じ。

ボディスタイルとしてはミドルサイズセダンとなりますが、トップルーフからリヤエンドにかけてのボディラインは完全にファストバック風。

ちなみにプラットフォームは新世代N3アーキテクチャを採用しているそうで、ヒュンダ新型ソナタ(Hyundai Sonata)にも採用れているものの、全長+50.8mm/全幅25.4mm/全高-20.3mm/ホイールベース+45.7mmでワイド&ロースタイルへと変化しています。


②:リヤデザイン

リヤデザインも結構エグイですね…

まるでアウディのマトリクスLEDをイメージさせるかのようなセンター直結式を採用し、更に両サイドはLEDデイタイムランニングライトのデザイン言語を上手く取り入れています。

マフラーはグレードによって異なると思いますが、スポーツモデル(GT)のみになるであろう両サイド2本出しのクワッドエキゾーストシステムをインストール。

③:グレード構成とパワートレインは?

ちなみにグレードは、LX/LXS/GT-Line/EXの4グレードで、今後GTと呼ばれるハイパフォーマンスグレードも追加ラインナップされる予定となっています。

気になるパワートレインについてですが、エントリーグレードは排気量1.6L 直列4気筒ターボチャージャーエンジンを搭載し、最高出力180hp/最大トルク264Nmを発揮、トランスミッションは8速ATのみを搭載します。

そして最上位グレードとなるGTにもなると、排気量2.5L 直列4気筒ターボチャージャーエンジンを搭載し、最高出力290hp/最大トルク421Nmを発揮、トランスミッションは自社開発となる8速DCTが搭載され、0-100km/hの加速時間は5.8秒とかなり速い加速性能を誇ります。

④:インテリアデザイン

インテリアはこんな感じ。

全体的にスポーティで高級感も兼ね備えた印象で、とても起亜が開発したモデルとは思えないほどの進化ですね。

なお、起亜としては初となるApple CarPlay/Android Autoを備え、リアルタイムトラフィックデーターやUVOを使用した8~10.25インチのナビゲーションインフォテイメントシステム、テレマティックス、ワイヤレススマートンチャージャー、消音材、音響ラミネートウィンドウスクリーンが装備されます。

安全装備としては、オプションではあるものの前方衝突回避アシストや車線追従アシスト、リヤクロストラフィックアラート、ナビゲーション機能付きスマートクルーズコントロールカーブ、ハイウェイドライビングアシスト等も設定されます。

発売時期としては、2020年夏頃にLX/LXS/GT-Line/EXが北米市場にて販売され、最上位グレードとなるGTが2020年秋以降に販売される予定となっています。

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Reference:CARSCOOPS