2021年モデル・ダッジ新型チャレンジャーSRTスーパーストックが世界初公開!全マッスルカーを圧倒するV8エンジン搭載で819馬力発揮

チャレンジャーSRTデーモンから受け継いだ悪魔のエンジンをぶち込む

新型チャレンジャーSRTスーパーストックの具体的なスペックとしては、2018年に登場したチャレンジャーSRTデーモンにも採用されている排気量6.2L V型8気筒HEMIスーパーチャージャーエンジンを搭載し、最高出力819ps/最大トルク959Nmを発揮。

そしてトランスミッションは8速ATのみとなっていますが、エンジンスペックの向上もあって加速もスムーズ。

とは言いながらも、直線性のパフォーマンスとしては、0-100km/hの加速時間は3.25秒とそれなりにかかってしまっているそうで、0-400mの加速時間は10.5秒、最高時速は270km/hにまで制限されています(足元には11J×18インチホイールと315/40のドラッグラジアルタイヤを装着)。


足回りも大幅にアップデートされ、走りの質感も向上

パフォーマンスパーツについては、ブレンボ製ブレーキシステムやパフォーマンス調整された非対称リミテッドスリップディファレンシャル、独自に調整されたビルシュタイン高性能アダプティブダンパーが装備され、トラックモードにおいても最もハードな走りを追求することが可能になっているとのこと。

また走行モードにおいても、Sport/Customなどでサスペンションのしなりを調整することが可能になり、ローンチアシストやローンチコントロール、ラインロック、トルクリザーバー、レースクールダウン、SRTパフォーマンスページ、SRTパワーチラーも標準装備されているので、直線性のパフォーマンスを最大限に発揮できるだけの機能は十分に備わっています。

コーナリング性能についてはどこまでパフォーマンスを向上させているかはわからないものの、やはりドラッグレース界のトップを走り続ける一台であることや、他の大排気量マッスルカーを圧倒するだけのトータルスペックは十分に備わっているため、おそらくこの個体を凌駕するモデルはそんな簡単に登場しないんじゃないか?と思ったり…(っというかどのメーカーもドラッグレース向けのモデルは発売しない?)

チャレンジャーは他に無い唯一の大排気量マッスルカー

環境法規制でハイブリッドモデルやダウンサイジングターボが主流となっている今、そういったセオリーに反して常に大排気量エンジンを搭載するモデルを発売し続けるダッジの突き抜ける姿勢は高く評価されるべきだと思いますが、反対にこのモデルがいつまで販売できるのか?も非常に気になるところ。

ガソリン/ディーゼルモデルが淘汰される日はそう遠くもありませんが、そんな中でもマッスルカーの頂点として常に走り続けてほしい一台でもあります。

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Reference:CARSCOOPS