フルモデルチェンジ版・トヨタ新型MR2はこうなる?新型GR86/GRスープラに比べてレトロデザインながら、シングルモーター搭載のMHVに?

他社との共同開発の裏には開発コストの削減や開発期間の短縮も含まれていると思う

次期MR2について、多田氏が回答した”ポルシェ”が本当であれば、おそらくポルシェ自身も新たなるエントリースポーツモデルをラインナップしてくるのではないか?と推測していますが、とりあえず共同開発を進めていく上で開発期間の短縮とスピードアップ、並びにコストの削減を考えるのであれば納得いく話ではあります。

ただその一方で、果たしてポルシェがこのプロジェクトに参加するのかどうかが気になるところではありますね(もちろん、現時点ではポルシェもトヨタと共同開発を進めるとは明言していない)。


ポルシェ以外にもロータスとの共同開発という噂も?

このほかにも、自動車ニュースサイト・ベストカーの情報によれば、GRスープラ/GR86とは異なるエンジンレイアウトを持ち、更にはイギリスのライトウェイトスポーツメーカーであるロータスとの共同開発による特別なエンジンが搭載されるかもしれないとの報道も。

いずれにしてもトヨタがこれまでに販売してこなかった全く新しい持ち味のスポーツモデルであることは間違いなさそうではあるものの、こうしてみるとトヨタは自社製エンジンで勝負する可能性は限りなく低く、スポーツモデルについては他社製エンジンをメインに開発を進めていくことが濃厚で、ちょっと残念なお知らせでもありますね。

現時点において、次期MR2に関する明確な情報は明らかになっていませんが、自動車ニュースサイトAutocarのインタビューより、マット・ハリソン氏は「次期MR2は優先すべきモデルではない」とコメントしており、その代わりとしてフルモデルチェンジ版・新型86/スバルBRZの開発に重点を置くことを明らかにしています(その結果GR86は2021年4月5日に発表された)。

次期MR2の開発が優先度的に低くなっている理由としては、共同開発社(提携先)や搭載するエンジンが明確になっていないことが主だと考えられ、その一方で新型86は、現行に引き続きスバルとの共同開発により、排気量2.4L 水平対向4気筒自然吸気エンジンの搭載が決定しています。

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Reference:Spyder7