日産の新型アリアが遂にアメリカでもテスト走行開始!美しきカーマインレッド&プロパイロット2.0搭載…アリアNismoはこうなる?

アメリカでの発売時期は不明ながらも、新型フェアレディZよりも早く発売されそうだが…

2021年6月4日より発表され、同年秋頃に日本でも発売予定となっている日産の新世代ピュアEVクロスオーバー・新型アリア(Nissan New Ariya)ですが、いよいよアメリカの公道でも開発車両がスパイショットされています。

アメリカ・ニューメキシコ州サンタフェ近くの公道にてスパイショットされている新型アリアの開発車両ですが、カモフラージュラッピングが一切偽装されておらず、ボディカラーは何とも美しいカーマインレッド×ブラックの2トーンカラー(アメリカではTinted Red×Black)。

早速、開発車両の細部から確認できる装備内容や、グレード等もチェックしていきましょう。


おそらくグレードは前輪駆動(FF)モデルだと予想

こちらが今回スパイショットされている、カーマインレッド×ブラックの新型アリアの開発車両。

フロントエンドの新生”Nissan”エンブレム以外は基本的に偽装されておらず、いかにも先進的なエクステリアで、とても日産とは思えない程の変貌っぷり。

フロント・リヤフェンダーやフロントスポイラー、サイドスカートなどのブラックの部分は、ほぼ全て艶有りブラックに仕上げられて質感高め。

そして足元には19インチのエアロカバー付きとなるアルミホイールが装着されていますが、おそらくグレードは前輪駆動(FF)モデルだと予想。

高出力バッテリーや四輪駆動(e-4ORCE)を搭載するグレードになると、20インチがメーカーオプション扱いもしくは標準装備となりますが、アメリカ市場向けも日本市場と同じなのかは不明。

ハンズオフ機能付きのプロパイロット2.0を搭載

こちらはリヤビュー。

トップルーフにはダブルシャークフィンアンテナが搭載されていることからプロトパイロット2.0が装備されています。

なおリヤテールゲートには、車名や新生”Nissan”エンブレム、駆動方式などを示すネームバッジがカモフラージュされているため、具体的なグレードまではチェックすることができず。

改めて新型アリアのグレード構成をおさらい

参考までに、既に公開されている新型アリアの基本スペックは以下の通りで、バッテリー容量が66kW仕様のノーマルレンジと、91kW仕様のロングレンジの2種類が設定されています。

【新型アリアのスペック一覧】

[66kW仕様(B6)]
システム総出力:218ps(2WD)/340ps(e-4ORCE)
最大トルク:300Nm(2WD)/560Nm(e-4ORCE)
0-100km/h加速時間:7.5秒(2WD)/5.4秒(e-4ORCE)
航続可能距離:最大450km(2WD)/最大430km(e-4ORCE)

[91kW仕様(B9)]
システム総出力:242ps(2WD)/394ps(e-4ORCE)
最大トルク:450Nm(2WD)/600Nm(e-4ORCE)
0-100km/h加速時間:7.6秒(2WD)/5.1秒(e-4ORCE)
航続可能距離:最大610km/最大580km(e-4ORCE)

量産仕様では、日産のカタログモデルのように「X」「S」といったグレードは一切設けられず、バッテリー容量に応じて65kW仕様が「B6」90kW仕様が「B9」という名称になります。

ちなみに日本市場向けのスタンダードモデルは、B6(2WD)が2021年秋頃より受注スタート予定となりますが、それ以外のスタンダードグレードは2022年以降となるため、おそらく最上位グレードとなるB9 e-4ORCEプレミアは、2022年冬以降の納車になるのではないかと推測されます(いくら何でも遅すぎる…)。

新型アリアNismoが登場したらはこうなる?スペックは?気になる続きは以下の次のページにてチェック!