レクサスLC F開発中止に加え、今度はトヨタがV8エンジンの開発も中止。「従業員の解雇」を防ぐためにレクサスの「F」ブランドを切り捨てる可能性も

昨今の諸事情による影響は私たちが想像する以上に計り知れないものだった

以前、レクサスLCをベースにしたハイパフォーマンスモデルLC Fの開発中止が正式に決定したと報道されていて、このモデルに搭載予定だった排気量4.0L V型8気筒ツインターボエンジンに関しては、引き続き開発継続を試みるも一旦は保留ということになっていました。

新型LC Fの開発が中止になった理由は、昨今の諸事情による経済悪化が主と言われていていましたが、何とこれに加えてトヨタ製V型8気筒エンジンの開発自体も中止になってしまったとのこと。

自動車情報誌マガジンXさんの情報によると、元々量産仕様として準備されていたV型8気筒ツインターボエンジン/V型8気筒自然吸気エンジンの開発計画が中止になり、これによってLC500に採用される排気量5.0L V型8気筒自然吸気エンジンから、LS500に搭載される排気量3.5L V型6気筒ツインターボエンジンへと置き換える可能性もあるとのこと。

但しV6ツインターボエンジンに関しては、元々パワーをそこまで引き上げることを前提に開発したモノではないため、ラグジュアリー優先で開発したということであれば、ハイパフォーマンスモデルLC F/次期RC Fなどに流用することは不可能。

北米市場にて発売予定だったラグジュアリー志向のビッグマイナーチェンジ版・新型IS500に関しても、元々排気量5.0L V型8気筒自然吸気エンジンを搭載予定だったことを考えると、こちらもおそらくは一旦販売を延期もしくは中止となるのが濃厚でしょうね。

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