トヨタ・ランドクルーザー75ピックアップの消防車仕様が存在していた!しかもアメリカのオークションにて出品されることが決定【動画有】
意外と知らなかったランクル75ピックアップの消防車仕様
トヨタのフラッグシップモデル・ランドクルーザー(Toyota Land Cruiser)の派生版で、ピックアップトラックスタイルとなるランドクルーザー75ピックアップ(Land Cruiser 75 Pickup)をベースにした消防車仕様が、アメリカのオークションにて出品されることが明らかとなりました。
今回の個体は、元々日本にて使用されていた本物の消防車仕様とのことで、日本を拠点とする輸出業者のPacificCoastAutoが出品する希少なモデルとなっています。
改めてランクル75ピックアップの消防車仕様を見ていくと、ボディカラーは消防車のコーポレートカラーにもなっているレッドで、作業時に土台としても使用するオーバーフェンダーが装着されるなど、ベース車から大きく変貌するレベルでのカスタム・改造が施されています。
見た目や機能性は普通の消防車だが、街中での実用度はかなり高い模様
なかなかこういったモデルを間近で拝見することは無いと思いますが、ボディサイズもかなりワイドなものでもないため、日本の街中でも十分活用できるほどのサイズ感で、それでいてはしごやポンプ、消火器などの重要な装備が全て備えられているのも見どころ。
メンテナンスも施しているため、自動揚水システムも動作可能だそうです。
ホースをアタッチメントするプラグ等も確認できますね。
ちなみにこのモデルのパワートレインは、排気量4.2L V型6気筒エンジンを搭載し、最高出力129hp/最大トルク285Nmを発揮します。
内装はこんな感じ。
レトロな雰囲気が伝わってきますが、トランスミッションはやっぱり5速MTを搭載していました。
当たり前ですが、消防士であってもAT限定免許のみであれば運転は不可能です。
そしてステアリングもとにかくデカい…操作性やドライブフィールもどんな感じなのか非常に気になるところです。
後席はアームレスト等を一切装備しないベンチシートタイプとなっています。
ちなみに走行距離は15,000kmほどとそこまで走られていないため、今後アメリカにて落札されれば、フル活用されて一気に走行距離も伸びる可能性も高そう。
価格帯については明らかになっていませんが、数百万円レベルにて取引されると予想されています。。
【1996 Toyota Land Cruiser 70-Series Fire Truck (USA Import) Japan Auction Purchase Review】
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Reference:motor1.com